林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.55

ザビテキ関東巻きのすべて その2

先週の当コラムで申し上げた通り、今回はザビテキ関東巻きの技術解説です。 
それも先日琵琶湖で撮ってきた動画を混じえてのご紹介であります。
ぜひこの機会を捕らえ、その感覚をマスターしてください。


【まずはザビテキの水中アクションを見てね】
スイングファット5.8"のザビテキのただ巻き水中アクション、ご覧ください。
   
※高画質でご覧になりたい方は再生後、画面右下のHQをクリックしてください。

アクション見て、釣欲ホルモンが出てきた方は、次にお進みください。



【ザビテキのリグり方】

林流のハリの刺し方です。ご存じかとは思いますが、参考までにご覧ください。
 
 
※高画質でご覧になりたい方は再生後、画面右下のHQをクリックしてください。
ワームにハリを刺す上で大切なのは、

真っすぐ刺すこと。
・強いフルキャストを繰り返してもズレないよう、ペグ打ちをすること。
・フッキングの成功率を上げるため、ハリ先は背中の溝の中にしまうだけとすること。


といったことであります。

ちなみにハリは、
4.8" ⇒ ガマカツ316 #4/0
5.8" ⇒ ガマカツ316 #6/0

というのが今の私の気持ちです。では次。




【関東巻きの実際】
では具体的な技術解説に移ります。Vol.53にてそのサワリに触れましたが、
もう一度復習のため列記しておきます。

・ゆっくり巻きながらカーブフォールでウィードにコンタクトさせること。
・コンタクトしたリグは、リーリングによってウィードからはずす こと。
・リグのスイム動線は、滑らかで起伏のないものとすること。


ユーノーワラミーン? では動画でニュアンスをつかんでください。
 
※高画質でご覧になりたい方は再生後、画面右下のHQをクリックしてください。

イメージ湧きました? では補足説明いたします。

・キャスト
より効果的にウィードをなめるがごとくスイムさせるためには、ロングキャストが不可欠。よって総じてフルキャスト、ないしはそれに近いキャストが必要。

またロッドは必然的に7フィート以上のミディアムヘビー〜ヘビーアクションが適しています。

・着水〜フォール
 原則として着水後、ラインを緩めリグをフリーフォールでボトムまで落とす、といった
 ことはしません。むしろ、着水後、水深に応じてカーブフォールさせながらボトムに
 到達する前に巻きを開始する、といった感じです。
 私がカーブフォールにこだわる理由は、この方がリグがウィードにコンタクトする際の
 侵入角が浅くなるからです。リグがウィードに差しかかるころには、ワームはほぼ水平
 の動きで、スイムしている感じ。このほうが、リグがウィードに刺さり過ぎることなく
 よどみのない動線が描きやすくなります。また、水中のラインにも無用な弛みが生じず
 常にワームを感じながらコントロールしやすくなる気がします。

・巻き
 

巻きの速さは、水深と使っているシンカーの重さにもよりますが、3〜4秒でリールのハンドル1回転というのが標準です。
 巻いている際大切なのは、
 ※ワームのアクションをロッドティップに感じながら巻くこと。
 ※ラインとロッドを一直線に近い状態にすること。
 ※リグがウィードとコンタクトしたら、リールの巻きで瞬間的にはずすこと。

 ※はずした後も巻きは止めないこと。 
 といった事柄です。


・バイト⇒フッキング
 バイトは多くの場合、ウィードにコンタクトしたリグが、そこから抜け出た直後に発生します。動画の中でも言っていますが、これはリグがウィードに引っ掛かった瞬間停止したテールアクションが、ウィードから抜けた直後に再起動する、そうしたアクションのON/OFFによるものだと思われます。
 フッキングは私の場合バイトを感じたら即アワセしています。ほとんどの場合バスはワームを一発で吸い込んでいるので、取り立てて間を取る必要性は感じません。それより肝心なのは、7'以上のロングロッドでストロークの長い強いアワセが必要だということ。特に遠い位置で食った魚を掛けることの多いこの釣りでは、長くてバットの強いロッドを使うことが大切です。



はいっ、ザビテキ関東巻き、いかがでしたでしょうか。イメージ湧いたでしょ。
最後に再びはっきり言わせてもらいます。スイングファットは本物です。そして本物を
本物として使い切るには、正しい技術が必要です。

 百聞は一見にしかず、百見は一行にしかず。

とにかく現場行ってやってみることです。



最後にリグの詳細をご紹介します。

■スイングファット5.8” ザビテキ


■スイングファット4.8” ザビテキ

  シンカーの重さは、リグがウィードを十分感じ、しかし刺さりすぎない程度のウェイトを選んで
  ください。これは水深、ウィードの状態、風の強弱、そして巻きスピード等で変わってきます。
  最初は色々にウェイトを変え、自分なりの好ましい感触を探っていくことが上達への道です。

次回は4月24日アップします。お楽しみに。