林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.67

琵琶湖釣行から得た感覚 その2

(先週Vol.66からの続きです。)
6月27、28日の2日間、琵琶湖(南湖)に行ってまいりました。
その際、私とマジ君は以下のようなテーマを持って向かったのでした。

【テーマ1】 セクシーインパクトの試作品(4.8SX一その3と6SX一その3)を使い込む。
【テーマ2】 新型のウィードレスジグヘッドの試作品を試し、評価する。
【テーマ3】 “琵琶湖のザビ友”植田さんと釣りをする。
 
ここまで、先週のおさらいであります。

さて、それでは話を進めやすい順ということで、【テーマ2】からまいります。
かつて、私が琵琶湖で得意としていた釣りにジグヘッドリグがありました。これは、1/16ozを中心としたラウンドヘッドに4"~5"のワームを付けたもので、現状では以下の写真のようなものが代表的なものです。
このようなリグをキャスト後ボトムまで落とし、ズル引く。そしてウィードに引っかけて揺すりながらはずしていく、といった釣り方であります。このような釣りではハリ先がむき出しになったいわゆる“オープンエクスポージャー”と呼ばれるスタイルでやるのがミソで、わざとハリにウィードを掛け、そこでステイさせながら揺するところに釣れる理由があったのです。バスはウィードに接しながら“ヒクヒク”その場で動くワームを“ジーッ”と見ていて、それが
ウィードから“ポロッ”とはずれて移動した瞬間に“バフッ”と吸い込む。これが林的釣れるジグヘッドのイメージなのでした。

しかるに昨今、この釣りをやろうとしても、うまくいかないことが多いのです。

ウィードに引っかけ、揺する。
   
揺する、揺する、揺する、また揺する。
   ↓
ゲゲーッ、はずれネー。
   
気を取り直して、もう少し強く揺する。
   
キエーッ、それでもはずれネー!!
   
仕方ないので“グイー”と引っ張ってみる。
   
“ズルー”とウィードを抜いてくる、あのイヤな感触が…。
         ↓
ハリにウィードを携え、重たくなったリグをため息混じりで回収。


といったような、何とも不具合な状況が多発してしまいます。

そもそもこれは私の釣技が落ちたからではなく(と思いたい…)、琵琶湖南湖のウィードの状態が変わったからに他なりません。ウィードの量が増えた密度が上がった。そして茎や葉が細くて柔らかい種類(フサモなど。柔らかいウィードは、引っかけてはずすのが難しい)が増殖した、といった事柄がその理由かと思われます。

では、このような状況下、ジグヘッドの釣りは半ば諦めてしまうのか、というとそうもいかないのではないかと。
 
今までの実績から、そう簡単に諦められない。
・ウィードからはずれた瞬間“コッ!”とバイトが出る、あの感じが釣りとして好きなのでそう簡単に諦められない。

という至って明快な理由により諦められないのであります。
 
ならば、現状に合ったジグヘッドを作ってしまおう。ということで、かねてよりハリ等のパーツ見本を発注していたのです。それがこの程手に入り、さっそく試作品をこしらえたので、試してみよう、というのが今回の【テーマ2】なのでございます。
 
ぶっちゃけて申し上げますと、この試作品は“シェイキーヘッド”とよばれるカテゴリーに属するもの。むろん林流の“手ごころ”は加えてありますが。
きっとこれなら現状の琵琶湖でも使い勝手は良く、さらには霞水系のハードボトムにもマッチするだろう、と考えたわけです。そして、昨今劇的に売上を伸ばしているアメリカ市場にも歓迎されるアイテムではないかと色気出しちゃってます。

さて、では肝心な使用感はというと、これがなかなかのもの。
失いかけていた“ウィードとの語らい”が蘇ってきます。ウィードに引っかけて、繊細に揺するとポロッとはずれる、あの感じ。思い描いていたフィーリングにひとまず安堵した次第です。マジ君なんかこれで50オーバー釣っちゃって、相変わらず生意気なヤツです。
 
                  試作品ジグヘッド + Vテールクローラー6” ファット
                                      で50アップ。ムフッ♪ (by マジ)

 まだ試作品はほんの序の口のつたないシロモノ。よってプロとしてまだ皆さんにお見せ
 するわけにはまいりません。本格的な試作品を急ぎ作りますゆえ、しばしお待ちのほどを。
 
 さて、その他のテーマに関しても色々話題は尽きませんが、これは来週のお楽しみと
 いうことで、今回はここまでとさせていただきます。

次週、7月17日(金)アップ予定です。