林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.80

ノーシンカーワーム、ただ巻きの話。


オフセットフックを用いた通常のノーシンカーリグを水面直下でただ巻く。これ、最近の琵琶湖釣行で試しているのですが、案外よく釣れるものです。

私の場合、この釣法に使うのは、
の2種類であります。

両方とも基本的にはストレートテールで、水面直下をステディリトリーブするだけでは際立ったアクションをするわけではありませんが、なぜかこれが妙に魚を呼ぶようです。
状況が合うと水面直下を無防備に泳ぐワームにワラワラと魚が湧いてきて、ガボッと反転しながらひったくっていきます。

では、それぞれのワームについて、もう少し詳しくご説明いたします。

1.セクシーインパクト5.8"(プロト)
タックルは、下記をご参照ください。
このセッティングは、岸辺のシャローカバー(アシ、ハス、水面まで伸びたウィード等)を釣って行くためのものです。
     ア シ             ハ ス             ウィード

当然こういったカバーに魚が駆け込まないよう、また駆け込まれても引き出せるよう、強めのタックルを使用します。そうなるとワームに自重がないと投げられないので、こういったセットがよろしいかと。

まずワームをカバーにタイトに投げ、着水後ステディリトリーブ。ワームは水面直下を一定のスピードで泳ぎます。速度は2秒でリールのハンドルひと巻き程度が標準。
ワームは、水面の波にもまれ多少はうねるものの、基本的には棒のようにノーアクション。お世辞にも釣れそうなルックスではありません。

しかしトゥイッチ等の追加動作は入れずに、あくまで一定スピード+ノーアクションに徹していただきたい。その方が結果として魚湧いてきます。
要はいかにワームから"無防備オーラ"発散させるか、なんですな、きっと。
   
■無防備アクション動画をご覧ください。
 

2.シャッドインパクト4"
タックルは、下記をご参照ください。
このセッテイングは、比較的オープンな水域(河口部のブレイクやウィードブレイク等)を広くサーチするためのもの。特にシャッドインパクト4"というのがキモであります。なぜこれがキモかと申しますと、このワーム、ノーシンカーでただ巻きしますとあたかも弱った小魚の様に不安定にユラユラとロールするからなんです。そしてこのロールに魚を引き付ける強い力がある。これ、やってみれば分かりますって。時として魔法のように魚が下から湧いてくるのです。

リトリーブスピードは、水面直下の泳層をキープできる最低速度。そして、ここでもあくまで人為的にアクションを追加しないこと。ただ巻きしながらワームを目で追いユラユラと不安定にロールしていることを確かめてください。後は状況次第で魚湧いてきますから。

■弱り小魚ユラユラロールアクション動画をご覧ください。
 

私はこの釣法を琵琶湖でしか試していませんが、おそらく水が比較的クリアーな例えばあらゆるリザーバー等で有効なのではないか、と思います。要は、そこにいるバスが自分の目線より上にいるエサ(多くの場合小魚)を食い慣れている釣り場で試す価値有りと結論付けて今週のお別れとさせていただきます。
   次回は10月30日アップします。