林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.107

セクシーインパクト・フィネス開発続報。

前回の当コラムでは、ネコリグ用ワームの試作品「セクシーインパクト・フィネス」をご披露いたしました。話を整理するために復習すると・・・、

形としては、細・中・太の3種類×それらを各々4種類の硬さの材料で、つまりは12通りのビミョーに違う試作品を製作したのです。
 

そしてこれらをゴールデンウィークに利根川で試す、というところまでがこれまでの経緯でした。
 




で、利根川行ったです、しかも4日間の日程で。

この時期の霞水系は、「しろかき」と呼ばれる田植え絡みの水(濁った農薬入りの水)が流入することがあり、今回これには随分悩まされました。現に1日ネコリグ励みして2〜3バイトだったのです。

しかし、そんな中にも幾つかの収穫はありました。
時として様々な条件にさいなまれながらも、やっただけの答えをくれる、それが釣りというものであります。

収穫1 ネコリグの感覚がほのかにわかってきた。
以前、「私はネコリグが苦手です。」と申し上げました。この件に関しては、当然今も変わっていませんが、それでもやった分だけ感覚が湧きつつあります。この時点でネコリグを語ってしまうほど私も厚かましくはございませんので、詳細は後日に譲るとして、今は「とっかかりを掴んだ。」とだけ申し上げておきます。

収穫2 今後取るべき試作の方向性が見えた。
今回微妙に違う12通りの試作品を作ったことは申し上げました。そして釣れないなりに、これらの試作品を精査することにより方向性というか、製品化への可能性を感じる“ポジティブゾーン”が見えてきたのです。
以下の表をご覧ください。
 

 

柔らかい材料

 

 

やや柔らかい材料

 

 

やや硬い材料

 

 

硬い材料

 

 

 
 
上の表は、12通りの試作品の評価を表したものです。
が本命のポジティブゾーン、がもうひとつのポジティブゾーンです。残りの空欄は、すべてペケ、つまり今後製品化を検討しない仕様です。仮にそれぞれのポジティブゾーンを“ゾーンA”と“ゾーンB”と呼ぶことにしましょう。よく違いがわからないほどのサンプル群でも、さすがにこのような両極ともなるとそのキャラには大きな隔たりがあります。つまり、ゾーンAとゾーンBでは全く別物のワームになっている、ということ。

ゾーンA; 林イチオシの本命(多分)。社長特権で、さらに形状を僅かに変更させた
      A’という新ゾーンを作るべく、試作品を追加する。
ゾーンB; マジ君が可能性を感じるゾーン。言わば“対抗”とも言える仕様。

さあ、AとB、そしてA’。魚が好きなのはどれでしょう?
「知るか。だから調べに行くんじゃねーか。」
とだけ申し上げて今週はお別れです、全てがペケにならぬことを祈りながら・・・。

   次回は5月21日アップします。