林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.110

琵琶湖(南湖)をスプリットショットリグで賢く釣る方法。(後編)

先週の前編では、琵琶湖(南湖)で着実に多くのバイトを取れるであろう、優れたスプリットショットリグのやり方をご説明いたしました。今週は後編として、このような方法に適した道具達についてご紹介いたします。
やはりバランスの良い道具でやりませんと、釣れる感覚は身につきにくいものです。

ロッド
デカい魚とも渡り合えるバットのしっかりしたミディアムライトのスピニングロッド。
長さは7フィートくらいの長めがイイ。この釣りは知らぬうちに意外と長くラインを延ばしているもので、結果としてバスは遠くでバイトすることが多い。よってバットがやや強めなロングロッドできっちりフッキングしたい。
植田氏推奨ロッドは、フェンウィックELT-68SLP+J。林は、同じくのGWT-72SLP+J。

リール
ダイワで言えば2500番クラス。特に2506(浅溝スプール)ではなく、2500(深溝スプール)に少なめにラインを巻くとトラブルが減り、私は好きです。

ライン
フロロカーボン5lbs.または6lbs.東レスーパーハードフィネスが滑らかでイイ。
5lbs.はキャストやウィードの感じ方等の使い勝手は良いが、いざデカイのが来た時にヤバイ。6lbs.は強度的には安心できるが、使い勝手はやや劣る。まあ、総合的に勘案して6lbs.がよろしいかと。

*スプリットショット(和名;ガン玉)
まず最初に言っときます。これのチョイス、本当に大切です。たとえば、F1マシーンが路面コンディションに応じてタイヤを換えるように、私達は状況によってスプリットショットを使い分けなければいけません。
この辺の使い分けは、最終的には個々の感覚によるところなのですが、そう言ってしまってはこのような“レクチャーもの”としては身も蓋もないでしょう。よって仕様がないので大まかな基準を申し述べることといたします。まず私が好んで使っているのは、写真でご紹介する製品です。
     ゴム張ガン玉
     (ヤマワ産業)
これ、・手でグッと糸を挟むだけでズレにくい。

   ・内側にゴムが張ってあるためラインが痛まない。

   ・着けたりはずしたり繰り返し使える。

   ・以上のことから、小まめなウェイト交換が容易である。

といったスグレモノ。
    重さは、1〜6Bまでの7種類を使い分けますが、よく使うのは2B(約0、75g)と3B(約0.95g)
    であります。

  サイズ:  1、  B、  2B、  3B、  4B、  5B、   6B
       (0.4g)  (0.55g) (0.75g)   (0.95g)   (1.2g)    (1.85g)    (2.65g)

使い分けの原則は、前にも申し上げた通り、「ウィードを感じるなかで最も軽いもの」。

あとは各状況に合わせ、

水深深い⇒重くする。
風が強い⇒重くする。
糸が太い⇒重くする。
藻が濃い⇒軽くする。

というように重さを換えることにより釣れそうな感覚をキープするといったイメージ。
(突き放すように)まあ、まずはやってみることですな、感じつかむまで。

*ワーム
ズバリ、ここまでの植田・林の経験では以下のワームに収斂されたように思います。

シャッドインパクト3” & 4”

ウィードからはずれフォールする際にユラユラロールするのがイイ。
リグがフォールし、着底した直後に食ってくるような雰囲気の時に効果的。


セクシーインパクト3.8” & 4.8”
ウィードの上をゆっくり歩かせている時に食ってくるような相場で選ぶ。ガン玉がウィードにからみ、プリップリッとイレギュラーに動くと、その動きを拾い、えも言われぬ生命感を醸し出す。


これらのワームを使い分けるのですが、これに特段のセオリーはありません。つまり「その日にいちばん食うワームを素早く見つけ、それを使い切る」しかないのです。ですので皆さん、この4種はゴッテリ買って、グリグリ使い回し、しっかり消費してください(というのは冗談です、半分は)。


今回はスピニングタックルによるスプリットショットリグをご説明しましたが、これを同じ手法を用い、ベイトタックルでやる場合もあります。これは、季節が進み、水温が上がり、ウィードが伸びるといった総じてバスが大きめのワームを好む時期に多用される方法です。最後にこの“ベイトスプリット”の標準タックルをご紹介しておきますので参考にしてください。このようなベイトタックルの方が力強く、50cmを超えるようなバスのランディング率も格段に上がることは言うまでもありません。

   次回は6月11日アップいたします。