林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.119

ラバージグ・モデルⅢのコンセプトに関する考察。

先々週、当コラムVol.117にてモデルⅢがいかなるものか、ご紹介しました。
そしてその後、延べ4日間琵琶湖と利根川水系でテストいたしました。先週当コラムでも「モデルⅢテストは順調」とご報告したばかりです。
さて、モデルⅢに限らず何か新製品を企画する時は、何らかの目論みがあるのは当然です。
よって、モデルにも何らか新製品としての目論みがあって然るべき。そして、作り上げたモデルの試作品にこうした目論み通りの機能が盛り込まれているか入念にテストしなければなりません。もちろんこのテストは、私にとって楽しみなことであると同時に、重要な職責でもあるのです。

ここまで、延べ4日間のテストを経て、現行の試作品には当初目論んだ製品コンセプトがしっかり盛り込まれている、と判定いたします、私の職責に懸けて。

というわけで、今週は私がモデルに託したコンセプトについて申し述べたいと思います。
特に琵琶湖では、この手のワームの巻きは重用されるところ。今年は例外的に気象が変で火の吹き方がイマイチのようだが、何にしても琵琶湖での必需品と言える。このカテゴリーのワームは、もちろん他社からも優れたものが発売されているが、4.8SFはその中でも決して見劣りしない。いや、むしろ性能的にも突出しているとさえ思える。ならば、コイツを不動のものにすべく、パートナーを作ろう。
つまり、モデルは、4.8SFがカワイイからこそ作るのであって、カラーの配合からフックの仕様まで、4.8SF専用モデルとして開発されなければならない。
          ↑ スイングインパクトFAT4.8" カワイイやつ・・・。

 
スコーンリグはボリュームがあり、アピール力があると思う。またスイミング時の姿勢も安定している。一方で、ウィードに当たった際の抜け方が悪く、ウィードを連れてきてしまうことも多い。よって比較的ウィードの少ない時期にウィードの上っ面をスピーディーに引くというのがメイン。
          ↑ スコーンリグ。
            アピール力があり、スイム姿勢が安定しているのが良いところ。


テキサスリグは、これとは反対の特性を持っている。つまり、比較的速く巻いた場合姿勢が安定しない傾向がある一方、ウィードからの抜けはすこぶる良い。
          ↑ テキサスリグ。
            すり抜けウィードレス性能に長け、いろいろな使い方が
            できるのが良いところ。


モデルはこれら2つのリグの長所を併せ持つ“ 第3のリグ ”にならなければならない。つまり、どんな速度で巻いても安定した姿勢をキープし、かつウィードにきびしくコンタクトさせながらも着実にスリ抜ける、といった性能が欲しいところ。
           ↑ “ 第3のリグ ”
              モデルⅢ and  4.8SF


いかがですか? 
これが実現したら、釣れるとは思いませんか?

釣れてしまうと思いませんか?

釣れたも同然と思うでしょ?


で、ここまでのテストの結果は申し上げた通りの判定です。
つまり、(テキサスリグ+ラバージグ)÷2 = テキサスジグみたいなナイスな使用感になっております。これは、琵琶湖だけじゃなく、利根川水系でもイケるでしょ、ということで、先週末持ち込んだら、やっぱりデカいのがボンッと釣れました。
次回コラムは、この時の釣りについて詳しく申し述べようと思います。
   おことわり;来週は夏季休暇のため、当コラムはお休みです。次回は8/20アップ予定。
         それでは皆さん熱中症に気をつけて、つつがなくこの夏をお過ごしください。