林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.238

輪切ってみました。(後編)

先週はソルティコア・チューブのすでに発売された色についてその詳細をご紹介いたしました。

今週はお約束通り、この春発売予定の新たな色について同様の手順でご覧いただきます。

ところで皆さん、先週からチューブの写真をご覧になって、異常なほど足がきれいに整えられ

写真撮りされていることに気づいてらっしゃることと思います。

これ、年ほど前から共に働いてくれている岩佐君の処女作。彼も徐々に当コラムの製作スタッフ

として腕を振るってもらわないといけません。


「きっちりやらないと製品に対して申し訳ないですから。」にっこり笑って、当たり前のように

言う岩佐君。ものづくりに正面から取り組み、自らの汗をもって何かを作りあげていく、そうした

経験を重ねることにより、人は往々にしてこのような真摯な領域へと入っていくものです。

日々共に働く仲間が製品に投げかける暖かな視線、こうした感覚に触れられることは私にとって

夢中でものづくりをやれる大きな理由のひとつなのかもしれません。いつになっても仕事に対し

このようなみずみずしい感覚を忘れないでいたい、そんなことを考えさせられた私です。


さて、それではこの春の新色をご覧ください。

 

普通に考えれば芯もスカッパノンということなのでしょうが、あえて芯にレッドを使うことで
より立体的で生命感のある色に仕上がりました。様々に試した結果、「この色だったら」という
ことでラインアップいたします。
内側の芯にどのくらい濃い(または淡い)色を持ってきたら自然な色合いのグリパンになるか、
また皮にどのくらい濃い(または淡い)グリパンを使うのが良いか、こんな当たり前な色でも
色々試してそのレシピを決定。誰が見ても目にも麗しいグリパンペッパーかと存じます。
これくらい暗い色になると芯はクリアーがよろしいようで。芯を淡くすることによってボディと
足の色合いの落差が無くなって、見た目が自然になりました。この辺のさじ加減を見出すのが
スゲー面白いんだな、作り手としては。時と場所を選ばず、良く釣れる色だと思う。
昨年の当コラムVoI.228,230,231にてこの色が誕生するまでの話をご紹介しています。この色、
私をして、現状の製造方法において、これ以上リアルなブルーギルカラーは作れね一し、という
力作なのですが、皆さんの目にはどう写りますか?
 
以上4色、どうお感じになりましたか?2月中旬には全8色すべてを店頭に並べていただける、
そんな計画で生産を進めています。ぜひこのワームが持つ新たな可能性をこの春お試しください。
 

次回は2月1日アップいたします。