林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.267

リトルスパイダーが復活する(かもしれない)。

  現在、私はリトルスパイダーの生産再開に関して真剣に検討しています。

  リトルスパイダーは、生産キャパシティー上の問題により2年程前から生産を中止

  いったんはラインナップからはずし廃盤にしておりました。

  しかし、主に米国市場からのこの製品に対する要望は強く、今考えても良く釣れる

  製品なので現在再開に向けた検討をしているところなのです。

  今週、こうした検討の一環として、いくらかのサンプルを製作してみました。

  今考えているのは従来と同じ製品ではなく、より多くの方々に歓迎されるよう仕様を

  一部変更したものです。それでは何を変更したかというと、ズバリ材料。

  当時リトルスパイダーにはエラストマーと呼ばれるゴムのようにビヨーンと伸びる

  丈夫な材料を使っていましたが、今回これを通常のワームと同じ材料(塩化ビニール)

  してみようかと考えているのです。


  エラストマーと塩化ビニールには、どちらも長所と短所があります。またそれぞれの材料の

  特徴について何を長所と感じ、何を短所と感じるかもその人の好みによって様々なのかも

  しれません。ここでは、私が感じてきたそれぞれの長所、短所についてご紹介してみます。

  エラストマー 長所丈夫で切れにくく長持ちする。

            比較的クセがつきにくい。

         短所表面にベタ感がある。

            耐熱性が低く、真夏の車内等の高温にて変形する可能性がある。

            硬さの微調整、匂いの添加等材料の料理法に幅がない。

  塩化ビニール 長所材料の料理法に幅があり、硬さや匂いの強さ等好みに合わせられる。

            透明感に富み、ワームとして良い色が作りやすい。

            ベタ感がない。

            耐熱性は高い。    

         短所エラストマーに比べ切れやすい。

  いかがでしょうか。今回はこうした特徴を踏まえ、塩化ビニール製のリトルスパイダーを

  作ってみようという計画です。多くの釣り人にとって馴染みのある風合い、釣れそうな色、

  そして強烈な天然イカフレーバー。こうしたワームとしての優れた特徴を盛り込みリメイク

  してみるつもりです。ご期待ください。


  次回は9月13日アップいたします。