林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.312

クレイジーフラッパー(旧姓マジガニ)の話題をさらに深めてまいります。その10

前回は動画をご覧いただきたくて、色についての話題をお休みにしてしまいました。

今回よりまた「マジガニ・カラーコレクション2014夏」を再開させていただきます。

 

ところで先週の金曜日、国内の釣り具店、及び釣り具問屋の方々に3.6CFの注文書を送付

いたしました。私などは、週明けからどうか注文がたくさん来ますように。よろしくね。」

などと考え、呑気に遊んでおりました。ところが3.6CF開発者、当のマジ君は注文が本当に

来るのかどうか随分気になったようで、週末は幾度となく自宅と会社を往復し、受注状況を

チェックしたそうです。さすが当事者のシリアスさ、楽しみ方は違いますな。

それは生みの苦しみを乗り越え、努力を重ねた者にのみ湧き上がる特別な感情とも言えるもので、

どうせ働くからには誰もが一度は味わって損はない感覚ではないかと思います。

他人から言われたからやるとか、生活のために仕方なくやるのではなく、ゆくゆくなりたい姿を

想い描き、だから今はこれをやるといったビジョンと主体性なしに仕事を心から楽しみ何かを

成し遂げていくということは、まずあり得ないからです。

こうした一種“幸せで贅沢な働き方をケイテツクのひとりでも多くの者ができるようになる

ためには何が必要なのだろう、今回3.6CFの開発にかかわり考えさせられた次第です。

 

さて話もすっかり硬く、場の空気も静まり返ったところで、「カラーコレクション2014夏」を

再開させていただきます。

3.6CFカラーコレクションのメインテ一マは、アメリカンフィーリング」ということでありました。

今回はこのテーマに反し、「それでもやっぱりオレは日本人」みたいなカラーに的を絞りご紹介

いたします。

ブルーバック・シナモン

暗いグリパン系に細かなブルーフレークの組み合わせは、特に日本での定評が高い色。多くの
人達が「なぜかこの組み合わせは釣れる。」と言います。この青ラメが大きな粒になったり、
青が緑になったりしただけで、釣れそうな気持ちが減退してしまうところが微妙な釣り人心なの
でしょう。やはり青の波長は水中をより透過する、といった事実に起因しているのでしょうか。

グリーンウィニー・ブルー

ブルーバック・シナモンと同系、しかしこちらはプラスチックの色をウォーターメロンと
アンバーで組み合わせています。3.6CFの試釣初期段階においてはこの色を多用いたしましたが
よく釣れました。グリーンウィニーとは本来、緑系と茶系のコンボカラーの総称で、アメリカ
西海岸カリフォルニアを中心としたハンドボワー(手流し)ワームの世界から生まれたカラーです。

ブラツクチェリー

ご存じアメザリカラー。日本ではザリガニワームの王道力ラーとして君臨している色ですが
これがアメリカ行くとまか不思議、ブラック・ブルーに軍配が上がるようです。アメザリの
くせして、アメリカよりも日本で人気があるというのも変な話ですが、まあ世の中すべてが
理屈通りに行かないところが面白いのかな、なんて思ったりもします。

シルバーフラッシュクロー

ザリガニがこんなにキラキラ光るのかよとおっしゃる保守的な皆さん、甘いです、かなり。
このワームのようにキビキビとアクションするワームの場合、それがザリガニだろうが
小魚だろうがシャイニーな色は釣れるのである、というのが私の持論であります。色及び
ラメの配合はあのシルバーフラッシュミノーとほぼ同じ。

ゴールドフラッシュクロー

人気色ゴールドフラッシュミノーと配合をほぼ同じくした金系シャイニーカラー。この色は
私的にはワームの種類を問わず最も好きな色のひとつであります。特に水がやや茶色がかった
水域では、まわりに溶け込みながらフラッシュする感じがたまらないのは私だけでしょうか。
というわけで、千葉、茨城方面の皆さんにおかれましては、ぜひお試しいただければと存じます。

 
次回は、9月12日更新いたします。