林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.319

マジガエル発進。

皆さんにも世の中のもので「これだけは絶対に許せない。」といった類いの苦手なものがあろうかと思います。クモとか毛虫とか、あなたの苦手は何ですか?で、私の場合「蛙」、特にヒキガエルが苦手、それこそ自分を見失ってしまう程に。ものごころ付いて以来どうしようもなく嫌いで、今だに受け入れることができません。

では、なぜ蛙がそれ程までに嫌いかというと…、

 

・まず、全体のフォルムが生理的に許せない。

・あの意志を感じさせない無機質な眼差しが許せない。

・折りたたんだ脚がパンタグラフのようにグワッと伸び、歩く跳ぶといった行為が許せない。

・特にヒキガエルのあの艶のない肌の質感が許せない。

・特にヒキガエルの“グリパン/クリームwith黒マダラ”といったカラーコーデが許せない。

 

といった実にまっとうな理由があるからです。多くの方にご賛同いただけるものと思います。

 

さて、そんなある日、マジ君が私に言うのです。

彼は自身初のデザイン、"クレイジーフラッパー"が好評なことを受け、開発ホルモン吹き出しまくり、異常なまでに開発意欲が高まっています。

 

 

 

マジ;「林さん…。」
林 ;「何ざんしょ?」
マジ;「ボクはまた新たなワームを開発しようと思います。」
林 ;「ほほ一っ、そりゃ結構なことで。で、今度は何やるですか?」
マジ;「蛙です。」
林 ;「蛙?」
マジ;「そう、蛙。」
林 ;「君は私にケンカ売ろうっつ一ことだね?」
マジ;「???。」
林 ;「オレは蛙が何より苦手なんだ、自分を見失ってしまう程に!!」
マジ;「エー。」
林 ;「ウァワワワバー、とかなっちゃうぞ、君の前で。」
マジ;「………。」
林 ;「というわけで、この話はおしまい。」
マジ;「まあまあまあまあ。」
林 ;「何だよ。」
マジ;「でも考えてみてください。」
林 ;「何を?」
マジ;「もしその蛙が製品としてとても良く出来ていて…、」
林 ;「出来ていて?」
マジ;「多くのお客さんにデカイ魚をもたらし…、」
林 ;「ふむふむ…。」
マジ;「よってたくさん売れてしまうとしたら…、」
林 ;「さうんずぐっど。」
マジ;「それでも蛙はダメですか?」
林 ;「ダメじゃないです。」
マジ;「それでは図面引きますよ、始めちゃいますからね。」
林 ;「おう、オレも協力するよ。前向きに。」
マジ;「じゃあテストにも…、」
林 ;「行こうじゃないの。でも…、」
マジ;「でも?」
林 ;「蛙の出るようなところには行かないでね。」
 
というわけで、蛙ワームの開発が決定。その紆余曲折は後日ご報告いたします。
 

次回は10月31日アップいたします。