林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.325

マジガエルの七変化。その3

1次試作品と比べ、ボディと脚の関係をより固定させたデザインに変更した2次試作品。

このデザイン変更により、水を受けた脚が開き過ぎることもなくなり、非常に効果的に水を捕らえることに成功しました。結果として、脚は捕らえた水を逃がすことなくアクションに変換、つまり、とても効率の良いアクションを実現できたのでした。
 
ここで申し上げる"効率の良いアクション"とは、
 
①ゆっくりとしたリトリーブスピードでも脚は着実に水を噛みアクションする。
②短い横移動の割に脚のアクションは密でその回数も多い。
 
といった、やや異なるファクターを同時に満たすことを意味しています。まあ、何はともあれ、1次から2次へとデザインを改良したことにより、マジガエルもバズフロッグとしての基本的な体を整えられたことは、大きな前進でした。また同時に、クレイジーフラッパーの腕をマジガエルの脚に転用するというアイデアも非常に的を射た優秀なもので、こうしたマジ君の機転は称賛に値するものではあります。
さて、このように脚のアクション、そしてその脚が生み出す引き波に関して一定の結果を得ることができると、すぐさま次の課題があらわになってくるものです。
 
次の課題、それは「何となく"モサッ"として重たい感じ」とでも言えばいいのでしょうか。「何となく重たい感じ」、それは着水からただちにリトリーブを開始し、マジガエルを水面へ浮き上がらせるプロセスで現れる感覚です。何か重いというか、鈍いというか、さてこれをどうしたものか…。
 
林 ;「きっとボディが大き過ぎ、よって重過ぎるんじゃないの?」
マジ;「背面が広くて変に水を受け過ぎてるのかもしれませんね。」
 
というわけで、ボディを適宜輪切って寸詰めを断行。#5/0程度のオフセットフックを使用する都合から、ただ短くすればいいというものでもありませんが、ボディを5mm短くしただけで「何となく重たい感じ」は一気に解消。へえ一、たった5mm短くしただけでここまで使用感って変わるものなのね…、と意外な感じではありました。
さて、この5mm寸詰めしたものを3次試作品とするならば、3次試作品は十分に実釣に供するに値するものでありました。
 
林 ;「よし、これ持って琵琶湖行くか。秋も深まり釣れるかどうかわからんが。」
マジ;「ワーイ。」
 
というわけでマジガエル3次試作品、琵琶湖における顛末はまた来週。

次回は12月12日アップします。