林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.331

マジガエルの七変化。その7


マジガエル次試作品を携え何度目かの琵琶湖テスト釣行を実施いたしました。季節は、すでに晩秋。とてもじゃないが、トップウォーターであるバズフロッグに魚が出てくる気配はありません。しかしこの釣行の本来の目的は魚を釣ることではありません。

「変顔マジガエル次試作品は、確かにウィードマットの上を滑るように歩くか

 
 
この一点を確かめるために、本物のウィード相手に調べる必要があったのです。ここのところは細かな表記は避け、結果のみをお知らせしようと思いますが、次試作品は見事な程にマットの上を滑らかに歩きました。やはり分析の通り、鼻先に厚みを設けオフセットフックのクランク部をワームの中に隠すことが功を奏したのです。
          変顔になってしまった4次試作品。私はどこへ向かうのか・・・。
          でもウィードマットの上を上手に歩けるようになりました。
 
さすがに当日は具体的な釣果には恵まれませんでしたが、マジガエルのウィードに対する操作性は大幅に向上し、よって期待される釣果の方も少なからず増進するであろうことは容易に想像できたのでした。
 
さて、これにて一件落着、マジガエルついに完成かと申しますと、まだまだなのであります。
試す程に改善点が浮き彫りになる。それを手直ししていくと、明らかに完成形へとにじり寄る実感がある。しかしその完成形はまだ手の届かないところにある。現状の立ち位置を端的に言い表すならば、こんなところでしょうか。
 
え一、皆さん、私はこれまで夢中でマジガエル開発に関する原稿を書き進めてまいりましたがここでふと我に帰り気づいたことがあります。それは、ついに私の原稿が現実の世界というか現在に追いついてしまった、ということです。現在マジ君は鋭意5次試作品の製作に取り組んでおりますが、まだご覧に入れることはできません。それは言うまでもなく、まだこの世に存在しないものだからです。
このように実際の営みに原稿が追いついてしまうと、私にはこれ以上書き進める術がありません。
というわけで、マジガエルに関する一連のシリーズはこれにて一旦休止とさせていただきます。
 
確かにマジガエルはかなりの線まで開発が進んでいます。しかし将来この製品を発売して以降、永きに渡り多くの方々からの支持をいただくためには、ここからの追い込みが大切なのだろうと思います。マジガエルという恰好の素材を生かし切るためにも、ここはじっくり時間をかけ細部にまでこだわる必要があります。また5次試作品が出来次第ご報告いたします。

 次回は1月30日アップいたします。