林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.374

重大発表がございます。

皆さん、今週もご愛読ありがとうございます。

さて、今週は皆さんに重大(かどうかは分からんが・・・)発表がございます。それは・・・、

 

あのチョン掛け専用ダウンショットワーム、究極の食わせ系として名を馳せたカスタムリーチを

復活させる、といった話の重大発表のココロなのだ。うひゃー、センセーショナル!!

 

復活は、まず3インチから。発売は2016年1月上旬を予定。うひゃー、ドラスティック!!

このカスタムリーチ、ここに来て販売再開を望む声が意外に多く、そうした声を受けての復活

なのであります。

 

さて、ひと言で復活とは言っても、10数年前に販売していたものと全く同じものを再び扱うと

いったわけではありません。この10年余りの間には、私達の製造技術は多少なりとも進展して

いるわけですし「今度やるんだったら、こう変えてやろう。」といったような想いもあった

からです。せっかくだったら、より良いものに改善してからの復活を目指しているわけです。

 

それでは当時のカスタムリーチのどこをどう変えて復活させるのか、その詳細をご紹介して

まいりましょう。大きな変更点は以下の3つ。それぞれ項目別にご説明いたします。

 

デザイン

従来品は横刺しを前提に上下非対称なデザイン。今回の復活品では上下対称なデザインとし、

横刺し以外に縦刺しもできるようにしました。これまでの実釣テストでは、横刺しより

縦刺しの方がバイト数は多く、ケイテック社内では、縦刺し派が主流となっています。

特に琵琶湖南湖でのテストでは、縦刺しの威力は凄まじく、魚のサイズは選べないものの、

キャストの回数だけバイトがある、といった様相を呈し、カスタムリーチのバイト誘発力を

肌で感じることとなりました。

製法
従来品は単純な1色成形品でしたが、今回の復活品にはケイテック独自の新開発2色成型技術を
採用。この技術により頭部から尾部まで中央部に貫かれた縦ストライプを表現。滑らかで繊細な
アクションと相まって圧倒的な生命感を醸し出しています。最終的には魚になってみないと
分からないことですが、この縦ストライプを配したカラーパターンによって、明らかにバイトの
頻度は高くなっているようです。生き物らしい配色、輪郭がファジーなこと、節々がきらきら
輝くこと・・・。食わせ餌的なキャラを製品に持たせたい時は、こうした細部へのこだわりが
大切です。そして今回の復活リーチでは、このようなこだわりが製品キャラとうまく噛み合い、
申し分ない仕上がりになっていると思います。
    新旧製法違いのウォーターメロンペッパー。どちらによりそそられるか正しく
    マニアックな皆さんだったら言うまでもないことかと存じます。
    この製法無くして今回のリーチ復活劇はあり得なかったんだと思う。
パッケージ
従来品は、直接袋に封入。それなりに根気強く綺麗に封入するのですが、どうしても袋の中で
ズレ動いてしまい、それが製品にクセを付けてしまう大きな原因になっていました。
そこで復活リーチでは思い切ってブリスターケースを採用し、それまでのコンプレックスを
一掃することにしました。ブリスターケースを採用しますと、そのコストからどうしても割高な
製品になってしまうイメージがあるのですが、今回は生産工程各所に工夫を施すことでコストを
吸収、さして割高感もなくブリスターケースの良さのみが際立つ結果となったように思います。
まあ何であれ、これ程までに良くできた品物をヨレヨレの状態でお渡しする訳にはいかない、
というのが私の素直な気持ちなのであります。
   新旧パッケージ比較の図。
   悪意はないのですが、旧パッケージはどうしてもこのような無残な姿に……。
   それでもこのリーチという品物を袋にきちんと封入する内職の大変さたるや
   結構なものでありまして。つまり工程:大変/結果:プアという有様を見かねた
   末にブリスターケース採用を決定した次第。


さて、このカスタムリーチ復活プロジェクト、開発としては3インチに引き続き2インチと
4インチを試す予定でおります。2インチはスモールマウスに、4インチは琵琶湖や霞ヶ浦の
ヘビダンに良さそう、とのイメージを持っているのですが・・・。
とりあえず来週は、1月より発売いたします 3インチのカラーラインナップをご紹介する
予定です。お楽しみに。

次回は12月11日更新いたします。