林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.12

田辺哲也の利根川レポート

今回は”樹脂タングステン物語 その③”をお届けするつもりでしたが、急遽アドバイザリースタッフの田辺哲也氏より届いた【茨城県 利根川でのスイングインパクト4”利用法】のレポートをご紹介します。田辺氏は数々のトーナメント歴のあるアングラーで、現在は利根川水系のエキスパートであります。
正に現場の声!!と言いたくなる濃い〜内容です。皆様の釣行にも是非活用ください。それではどうぞ。


【田辺哲男の利根川スイングインパクトレポート!】

お世話になります。田辺です。この春の新製品”スイングインパクト”が利根川で好釣でしたのでご報告します。
季節をさかのぼること4月初旬。ケイテックからスイングインパクトという新製品が発売されることを知り、使ってみたくなった私は即ケイテックへ連絡、サンプルを送ってもらい到着後の週末に利根川に出船。

寒の戻りで冷え込み厳しい利根川本流にて、ナントいきなり1300gのプリスポーニングのブリブリなバスをキャッチ。利根川名物の水中堤防に立ち並ぶ杭にラインを持たせてのカーブフォールで食わせました。

あまりにイメージ通り釣れてしまい、勝手に運命感じてしまってます(笑)。
5gのテキサスリグを、乱杭に向けてカーブフォールさせる。
その後も、週末ごとに将監&長門川、根木名川、黒部川といった支流巡りで順調にバスを捕らえていますが、いずれも杭や鉄格子等へのカーブフォール中に「コッ!」と出る中層バイトを取ってのものです。 根掛かりの多い複雑な縦ストラクチャーの中が対象になりますのでテキサスリグがおすすめです。杭やウイード、ロープ等の複雑なストラクチャーにサスペンドしているバスに対して、そのストラクチャーに向かってスイムさせるのが有効なようです。また狭いスポットでスイムさせる距離が短い場合でも、スイングインパクトは水噛みがいいため、パタパタとちゃんとアクションするのが印象的で、食わせるためにシェイクなどの細かい誘いも有効だと思います。
 
まだまだ釣り込みは足りませんが、
①とにかく中層でのバイトが多いこと。
②なかなか身切れしないエサもちのよさ。

という印象が強いです。更なる釣り込みで自分なりの感覚を出したいと思います。
【リング形状について】

釣りを始めた当初から、リングワームには不思議なチカラを感じており「サタンワーム」「ギドリンガー」「パーティーワーム」「パルスワーム」「ケイテックリング」と様々なモノを使って来ました。
その中での個人的な【リングボディの利点】として、次のようなことを実感しています。
 ① 接地面積が少ないためストラクチャーに張り付きにくい。
   (テール無しならフリップ&ウェッピングにもイケる)
 ② よく水を噛むので、狭い範囲で少ない移動によるアピールが可能。
 ③ リブのプニプニ感が食い込みを向上。(噛んだ時の生命感がつよい)
 ④ リブを全てパーツと見なせばアピール力も相当なもの!
   (ホグ系ワームにも負けないパーツ数です)
 ⑤ リブ状のため、ボディ表面積も同サイズのワームに比べたら倍以上!
   (ニオイ&味をより拡散出来る)


僕は、リングワームを毎年アフター〜ポストスポーン時期に多用してきたのですが、理想のカタチや動きのものがなかったというのが本音です。どのリングもよく釣れたのですが、釣れれば良いってものでもなく…。

そこに!偏平でボリュームのあるリングボディにシャッドテールが付いた『スイングインパクト』登場。
最初は『イングリー』のような「ピロピロ」としたテールアクションを想像していたのですが、
見事に予想を裏切る「グリングリン」のスイングアクション
理想的なベストシェイプに、激しくも生めかしい動き、最高です。本当に。
 
 【カラーについて】

いただいたカラーは、極力均等に使用するよう心がけていますが、やはり大好きな『エビゴリシナモン』と『アユ』に釣果が偏ってしまいました。。。
利根川は本流にも支流にも「テナガエビ」や「仔ボラ」が多く、
杭まわりやテトラ帯で釣ったバスの喉からは、たいていテナガエビの手が出ており、
赤土ブレイク系で釣ったバスの喉からは、小魚の尾ビレが飛び出しています。
僕はあまりやらないのですが、下流域では『ザリガニ』も多いようです。

そして利根川本流は、普段意外なほどに透明度が高いのでルアーの色もかなり重要な要素です。
実際、落水した時に水中から見上げた水面は驚く程クリアーでした
…何事も経験してみるものです(笑)

仲間うちでは「緑ラメ」「青ラメ」「銀ラメ」の使い分けが鍵だという意見が強いのですが、
僕が色を選択する際は、下記のようなことを意識した『地味派手論』を基本としています。
 
 波動の強いものや大きいルアーには地味な色を
動きの少ないものや小さいルアーには派手な色を
 
これはハードルアーもソフトルアーも共通です。

ソフトルアーの色は、地味にも派手にもなりえる『黒』と『クリアーペッパー』が万能だとは思いますが、動きの大きい『スイングインパクト4inch』には、ナチュラルで地味な『エビゴリシナモン』と『アユ』が非常に合っている気がします。
『エビゴリシナモン』は、ナチュラルな薄茶ボディに配合された「青ラメ」が程良いアピールとなっています。(まさに色の中での地味派手論です)
僕的には、この「ちょっとアピール」がとても重要であり、相当な濁りの中や雨天時にも効果的なのは、
この「青」という要素によるものだと感じています。
雨の日に『ジュンバグ』が効果的なことと同じかも知れません。
(ジュンバグ+腹スモークのようなツートンが最高なのですが…やはり青系は人気ないのでしょうか?)
『アユ』は、ベイトフィッシュライクなことに目を奪われがちですが、「抹茶緑」と「パール」のツートンカラーが自身の動きにより強烈なコントラスト変化を起こすため、バスを飽きさせず反射的に口を使わせている効果を感じています。
また、『アユ』のようなツートンカラーは、特にポストスポーン時期に結果が出ている色でもあります。(あくまでも個人的に…)
『スイングインパクト』には、まだまだ試してみたい色が沢山ありますが、
梅雨真っ只中にTBC第2戦がありますので、上記2色をフル活用したいと思います。
良いご報告が出来るよう精進してまいりますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
 
 追記:4.8inchのリリースも大変期待しております。
    試させていただける時期がきましたら、こちらも是非よろしくお願い致します。



田辺さんありがとうございました。スイングインパクト4.8"のプロトタイプもすぐ送りますね。
次週6/20には”樹脂タングステン物語 その③”をお届けします。また来週。