林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.21

田辺哲也の利根川レポート3

みなさんこんにちは。田辺哲也です。

とにかく暑かった今年の7月、私は『TBC第3戦』の開催もあり、関東の利根川にてスイングインパクトファット4.8”(48SF)をだいぶ使い込んで来ましたので、近況ご報告します。
(只今、大好きなスイングインパクト4インチは自主規制中)

【スイングインパクト ファット4.8”】
初めて手にして泳がせた時から「質感」、「動き」ともにベタぼれしていたのですが、
実は…なかなか使いこなせずに試行錯誤していました
正直私の通う利根川のようなマッディーな水質では、ソフトベイトのマキマキ系の釣り方は…ピンとこないなぁ〜という感じでした。よってスイングインパクト4”のライトテキサスを多用しておりました。
しかし…ある日、ケイテックスタッフから
「マキマキではなく普通に『テキサスリグ』やって下さい!」
とのアドバイス!!
頭じゃわかっていたけど、ついつい巻いて使っていました
リップレスクランクみたいに。
スイムベイトでもあるので巻いても釣れるし、ソフトルアーなのに振動が伝わって来て楽しいので、
ついついまた巻いちゃう(笑)
で、決めました。。。4インチを封印して、4.8SFを4インチと同じ使い方しよう!と。

かたい決意をもって挑んだその週末。
夏の川における定番、本流のアウトサイドベンド、流れのあたる位置に並ぶ乱杭を普通に狙っただけで、
あっけなくバスからの反応が。。。


乱杭の根本に向けてフォール

引っかかりを探し、引っ掛けて外す

ちょっと放置

再度泳がせ始めた瞬間…カプッ
林圭一氏がこのコラムやバサー誌9月号で解説していたまんまでした。
(なにやら、バス釣りはじめた頃の懐かしいキモチになっちゃいました)
僕の場合、スイングインパクトは4インチから入り楽しい思いをしてしまったことで、
なかなか4.8を本格導入出来なかったのですが・・・
コツを掴めばあとは釣りまくって自信を深めるだけ!
崩れ護岸や
本流、支流のブッシュ
杭に代表される縦ストラクチャー
こうなれば本流・支流のあらゆるポイントで投げまくり1000本ノックです。

私的に一番効くと感じたのは、川の流れにのせて乱杭やブッシュの中へ送り込み、ある程度の奥まで入り何かに引っかかったところで急旋回!泳いで逃げる!その瞬間でした。
バイトの感触としては、ガツガツ食ってくるのではなく、ハフッと加えてはなさない感じが印象的です。

【使用タックル】
いろいろな組み合わせを試してみましたが、カバーに入れて抜いてくることや、5/0フックをしっかりフッキングさせることを考慮すると、極端な先調子のものではなく、バットのしっかりした全体がキレイに曲がるロッドが向いていると感じました。
リールはなんでも良いと思いますが「メタニウムMg7」のような高ギア比のものを使用すると、マキマキの際、テールのブルブルをより鮮明に感じることが出来ると思います。

今のところ一番しっくりと来ているのが次のとおり。
【お奨めタックル】
ロッド
6.0ft MH(ミディアムヘヴィアクション)
リール
メタニウムMG7
ライン
フロロカーボンライン 14lb
フック
ノガレス・フッキングマスター
HEAVY WIDE 5/0
シンカー
テキサス3.5g
いちばん難しかったフックの選択は、5種類くらい試した結果です。
48SFは動き自体がかなり強いので、どんなフックでもしっかり泳ぎましたが、
フッキングの点でワイドゲイプのフックが良い気がします。

僕が利根川水系で使う際の好みですので、あくまでも一例ということで。
続きまして試合報告も
一応。
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【TBC第3戦】 利根川 8月3日(日)
前回とはうって変わり、快晴猛暑。気温は当然のように朝から30度overです(暑い)
このところ、夕立以外の雨がないからか?夕立による濁りなのか?トロンとした水に覆われてました。

そんな中、練習で見付けたのは2つのこと。
 ① 本流に繋がる逆ワンド状になってる場所は比較的水質が良い
 ② 粘土質の岩盤隠れブレイクは、見た目イマイチでも水中はかなり流れがあり、水も活きている
(立体的に見て水質の良い層がある)
当日は、とにかく少しでも水質の良いところを巡る!というプランで、
『逆ワンド状のエリア』2箇所と『粘土系エグレブレイク』数箇所を巡回しました。
逆ワンドではノンキーパーの反応だけでしたが、流れの効いたブレイクでは『ビッグバド』と『スイングインパクトファット4.8(シルバーフラッシュミノー)』で1本ずつ釣る事が出来ました。
結果は1600gで20位でした。
狙ったブレイクには、もっと沢山のバスがいたと思うのですが僕のワザでは捕れませんでした。
粘土崩れブレイクにおける『4.8SF』の使いどころもおぼろげながら見えて来ています。
この夏のうちに、話題の『乳首リグ』や『ノーシンカー』をマスターして秋に備えるつもりですので、次回は、そのあたりをご報告できればと思っています。
                                 


田辺さん、いつも丁寧なレポートをくださり、本当にありがとうございます。
そして"私の分身"ともいえる4.8SF(スイングインパクトファット4.8")をご理解いただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。

田辺さんもレポート内で書いておられる通り、4.8SFの力を最大限に引き出すにはスイムベイトとしての表層〜中層引きだけでなく、テキサスリグで使いこなすことが大切です。テキサスリグでボトムや様々な障害物をタイトに釣り、"ハングオプ'と呼ばれる技術を駆使することができるかどうか、これに尽きるといっても過言ではないのです。この辺の技術論については当コラムVol.17を熟読してください。

かく言う私も、4.8SF試釣の初期段階では、どうしても『これはスイムベイトなんだ!』という感覚が拭い切れずに、ノーシンカーや乳首リグで表層〜中層を巻いていたものです。しかしこれだけだと、水深的にも制約があり、正直いつも満足いく結果を得られるものではありません。より幅広く、様々な状況に対応するために、4.8SFテキサスリグのノウハウは必要です。

テキサスリグの必要性を左右する代表的なファクターとしては水の透明度が上げられます。

水の透明度が高いほどテキサスリグの必要性は低下し、逆にノーシンカーや乳首リグによるスイミングが功を奏する可能性が高まる。これを実際の湖を例にして説明すると、

※西湖(山梨県) ;   超クリアーウォーター+急深な地形。
ノーシンカーないし乳首リグで溶岩帯の表層をスイムさせる。スイムは変化をつけずスロー&ステディで。(当コラムVol.15参照)
これで魚が湧いてこない、または湧いてもバイトしない場合は4.8SFそのものを見切って、スモールワームのライトリグに移行するのが普通。
それだけテキサスリグの見込みは低いと思う。
※琵琶湖(滋賀県);   南湖の場合、透明度はおしなべて普通(季節等にもよりますが)。
普通という表現も何ですが、要は濁っているとも澄んでいるとも言えない程度の透明度にフラットな地形+ウィード。
私の場合メインはテキサスリグ。しかし朝夕の時間帯はシャローのウィードでノーシンカーや乳首リグを引きまくりたい感じ。
状況に応じて各リグを併用。
※霞ケ浦(茨城県);   言うまでもなくマッディウォーター。ほとんどの場合テキサスリグで
対応する。唯一乳首リグをシャローでスピナーベイト的に使う以外すべてテキサスリグ。
透明度が1mを割り込むような水域では、4.8SFを表層でアピールさせそこまでバスをおびき出すような戦術は、ほとんど通用しない。
こんな感じでテキサスリグを軸に各リグを併用するのがオトナというものです。お試しを。

次回は8月29日(金)アップ!! お楽しみに。