林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.30

琵琶湖 秋のSF(スイングインパクト ファット)祭り その④


9月下旬の琵琶湖(南湖)井筒沖。3.8"スイングファットの
1ozヘビーテキサスをウィードに向け撃ちまくる私とマジ君。

しかし釣れるのはマジ君ばかり…。

   
 「何かがおかしい。何かが違う。」
困り果てた私は、心を無にして自分とマジ君の違いを探り、考えることにしました。

       「ヤバイ!このままじゃナメられる。」
とか

       「上司の面目丸つぶれ。」
とか、

これしきのことでうろたえるような私では、決してありませんです、ハイ。

               「ジーッと観察。」

ピッチングの仕方やその距離、着水後の落とし方、着底後の誘い方、そしてどのようなウィードに
落としていくか。ひとつひとつ自分のそれと比較検討していきます。

比較検討することしばし、ひとつだけ、明らかな違いに気づくのにそう時間はかかりませんでした。

“着水から着底までのプロセス、つまりフォールのさせ方が違う。”

その違いは以下のイラストにてご覧ください。
       「落とし方だけでそんなに(釣れ方が)違うんかいな…。」

確かに違いは見つけたものの、まだ半信半疑な私。ともあれ、マジ動作を着実に実行してみることにしました。
「シャラー!」
ロッドを上に立て、リールから糸を出す。
「シャッ!」  (ピッチング音)
  ↓
「ポチャ」
   (着水音)
  ↓
「シャラー!」
 (ロッドを上に立てながらリールからイト出すの音)
  ↓
「スー」
     (リグ落ちるの音)
  ↓
「トン」
     (着底音)
  ↓
「ツンツン」
  (着底後の誘い音)
  ↓
「クリクリ…」 
(リグ回収音)
  ↓
「シャッ!」
  (次のピッチング音)


「シャッ! ポチャ シャラー! スー トン ツンツン クリクリクリ… シャッ!」

丁寧にマジ動作を繰り返すこと30〜40分(ヘビテキはそう数釣れる釣りではありません)。
バイト!


「シャッ! ポチャ シャラー! スー トン グッグー」

「バイト!!」

「ビシッ ギュイイイーン ガバガバゴボッ 
             ニギッ(バスの下顎握るの音)」

よ一やく私にも1匹。しかも50オーバー。

その後マリーナへの帰着予定時刻を延長して更に1匹。

林 ;「いや一、落とし方ひとつで、こんなに釣れ方が変わるとは知らんかった。」
マジ;「ですね一。」

林 ;「しかし何だ、よくあんな方法知ってたね。」
マジ;
「前に林さん、言ってたじゃないですか。」

林 ;「ですね一。」


ふたりの師弟を秋の夕日が優しく包み込むのでした。

次週予告; 次回は10月24日(金曜日)アップ予定。