林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.31

田辺 哲也の利根川レポート 4

朝晩は涼しくなり、虫の声や高い空が秋を感じさせる気持ちの良い季節になりました。この夏はというと『豪雨』に翻弄され、完全に利根川の
バスさんとはぐれてしまいましたが、ここに来てバスさんとの距離もだいぶ近づいてきた気がしています。
大好きな秋本番の利根川でいろいろ試し、そして感じたことをご紹介
します。
さて秋といえば、人間界でも『食欲の秋』というほど夏に比べて食事の内容が変化していきますよね。
バスにそれを当てはめるのはいささか強引かもしれませんが、秋になるにつれ利根川のバスの食性も
下記のように変化していきます。


1、夏の間はエビを食していたのがボラ・ハスなどの魚ザリガニをよく食べるようになる。
  
  この時期になると、釣ったバスの喉から「エビヒゲ」のハミだしが減り、そしてライブウェルの中で「ザリ殻」や
  「ウロコ」を吐き出すことが多くなります。


2、捕食されるベイトのサイズが春に比べて大きい個体に変化している。


それに合わせて私は下記のようなルアーをチョイスしました。

※ザリガニ系
フットボールジグ(KEITECH MODELⅡ)+ホッグインパクト

ボトムでトレーラーを持ち上げられる(フックが立つため)ためフットボールタイプをよく使います。ガードも付いているので根掛かりも避けられ重宝してます。カラーはザリガニを意識して赤や黒が入った色を使います。
オススメカラーは404:レッドクローダッド!

※ベイトフィッシュ系
カラーは「アユ」、「ブルーギルフラッシュ」、「シルバーフラッシュミノー」といずれも
フィッシュライクなパール系やフラッシング効果の期待できる銀ラメ系がおすすめです。
ちなみに私にとってルアーのカラーは本当に大切な要素であります。
ぶっちゃけ「グリーンパンプキン」さえあれば成り立つかもしれませんが…それでは、カラーの
チカラを実感することも出来ませんし、楽しくないなと(笑)。

あとはこの組み合わせでザリ食いスポットとベイトフィッシュ食いスポットを探していきます。
想定どおり秋の『丸太ん棒バス』が釣れたらアドレナリン大噴出(笑)させるべく秋の利根川に向かいました。

【実釣】 10/3 TBC最終戦プラクティス in 利根川
10月5日に行われるTBC最終戦のプラクティスで利根川に出船。まずは杭を探ると30cm前後はポツポツ釣れるのですがサイズアップできません。これらの魚はエビを食べていました。
上流部の冠水ブッシュ

なかなかサイズが上がらないので上流部の冠水ブッシュ前のブレイクラインに場所を変えます。
冠水ブッシュ前はボトムがうっすら見えるぐらいのシャローで、少し沖に出ると急に深くなっているためボトムが見えなくなっていきます。
この水深が急激に変化しているライン(ブレイクライン)の上を、
ミノーとシャッドインパクトノーシンカーのトゥイッチングで流していきます。ミノーにハスがバイトしてきました。よく見るとハスが泳いでいるのが見えます。重点的にその周辺を探ると35cm前後のナイスキーパーが釣れました。

そこで今度はスイングインパクト ファット4.8”テキサスリグを浅い方へキャストしてブレイクラインにフォールさせていくと…
利根川では、キッカーと成りえる45up 約1500gの『丸太ん棒』が登場です!!

その夜、いろいろ整理して考えた結果…下記のように推定。
 
支流のキーパーサイズが食べているのは「ザリガニ」
杭がらみにいるバスが食べているのは「エビ」
冠水ブッシュ前ブレイクのバスが食べているのはハスやボラといったやや大きめの「サカナ」
冠水ブッシュ前ブレイクの中でも沖に張りだしているスポットの岩や流木についている
冠水ブッシュ前ブレイクのデカイ奴が口使うのは、昼前後の風が吹くタイミング
 
これらのことから、
朝は支流でキーパーを狙いながら時間調整、風が吹く昼前に一気に上流へ遡り、キッカー狙い。
使うルアーはボリュームのある『スイングインパクトファット4.8』のテキサスと『ジャークベイト』、
抑えに『シャッドインパクト』というプランに決めました。

そんなこんなで、むかえたTBC最終戦。
プランを忠実に実行したのですが
…この日は狙いの『丸太ん坊』が捕れずにジャストキーパー×5匹。
なんとかリミットを揃えて10位入賞するに留まりました。
今回は、ちょっと見えていただけにもったいない試合でしたが、今後に繋がる良い経験が出来ました。
最終戦をリミット揃えて気持ちよく締めること出来たので、とりあえずは良しとしたいと思います。
来年も、もちろんTBCに参戦し川バスを追いかけたいと思います!! 
田辺 哲也でした。
 
【タックルデータ】ミノー用;ベイトロッド5フィート8インチグラスロッド+フロロカーボンライン14lbs.+10cm程のミノー

フットボールジグ用;ベイトロッド6フィートヘヴィアクション+フロロカーボンライン14lbs.+MODEL2 jig 9g

テキサスリグ用;ベイトロッド6フィートヘヴィアクション+フロロカーボン14lbs.+10gシンカー
           +スイングインパクト ファット4.8”+5/0オフセットフック

ノーシンカー用;スピニングロッド6フィートミディアムライトアクション+フロロカーボンライン5lbs.
           +シャッドインパクト4”+1/0オフセットフック

田辺さん、詳細なレポートありがとうございました。
こういうのって、利根川以外の釣り場にも応用が効くと思いますよ、ホント。
さて、私(林です)からは、2つのトピックをお知らせしたいと思います。

【トピック①スイングインパクトファット4,8"のパッケージ変更】
 左:旧パッケージ              右:新パッケージ
スイングインパクトファット4.8"は、お陰さまで発売以降順調な売れ行き、そして各地でよく釣れているようです。
皆さんからの評価を概ね総括しますと、以下のようになるかと思います。
 
 

ワームそのものは良くできている。釣れるワームと評価できる。
 
 

ブリスターケースもシンプルだが実戦的で使いやすい。

 

 

ただ、ケースに貼ってあるシールはイマイチ。
  ここまでワームやケースに魂込めた割に、
  シールに注ぐ念が薄い。

ユーザーの方々から、このような評価がくだれば、わたしには次の言葉しかありません。

         「さいですか…。」

正直言えば、
「良く釣れるんだからそれでイイんじゃね一の?シールで釣る訳じゃないっしょ。」
と思わなくもないのですが、まあ、これも大人気ない考え方ではあります。

で、次回出荷分からシールを変更いたします。やってみると、この方が"商品"っていう
感じでナイスだと思う。というか、今までのがいかにヤッツケだったかよく分かりました。

小売店の皆様へ;貴店に旧シールの商品在庫がございましたら、その実数を色別に
        お知らせください。弊社より新シールをお送りいたします。

【トピック②10月11〜13日琵琶湖に行った】
秋のスイングファット祭り続編として琵琶湖を3日間釣りました。
結果は"悲惨"のひと言。釣れん。アジの干物のようなヤツしか釣れん。
秋は巻きモノが炸裂するんじゃなかったの?
「いったい、ど一なってるんですか?S戸船長!!」という怒りにも似た私の問いにS戸氏は、
「そ一なんですワ。今年の琵琶湖はおかしいですワ。ガイド連中も苦労してますワ。」
ですって。この場合も私には次の言葉しかありません。 

               「さいですか…。」

次回は10月31日(金曜日)アップ予定です。