林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.34

八郎潟ガイド“海上 剛”のスイングファットレポート

今回は秋田県の八郎潟(はちろうがた)でガイドを営んでいる海上 剛(うながみ つよし)氏
によるスイングファットの使用レポートをご紹介します。
八郎潟の湖上でほとんどの時間を過ごす凄腕ガイドならではの現場レポートです。八郎潟に限らず、
他の釣り場でも役に立つ使用法も紹介されていますので是非熟読してください。それではどうぞ。
                                        林 圭一


 

八郎潟のエスカーラボートサービスでガイドスタッフをしております海上(うながみ)と申します。スイングインパクトファット4.8"(以下4.8SF)と、同3.8"(以下3.8SF)プロトタイプを使用
してのインプレッションをご紹介いたします。

私が4.8SFの実物を初めて手にとったのは今年の8月下旬に当店の販売用として入荷したときでした。
その時は正直「今の八郎潟では4.8インチは大きすぎるのでは…」と感じました。
 (むしろ来年発売になるという3.8SFに興味のベクトルは向いていました。)
なにはともあれ、まずは使ってみようと9月3日八郎潟で4.8SFを試用してみました。

【4.8SF 実釣】

  塩口リップラップ


この日はあいにく風が非常に強かったので、風裏になる
塩口リップラップ」にて3時間程釣りをしました。

根掛かりも非常に多いため、いつもならラバージグや
テキサスリグのリフト&フォールで探っていくところ。

しかし今回は4.8SFの試し釣り。「巻いて釣ってくれ!」とでも言わんばかりのシャッドテールワーム4.8SF。

しかし私自身この手のワームで巻いて釣った経験がほとんどなく…。


巻いて使うんだろうなぁ〜。

でもあんまり得意じゃないしなぁ〜。

……(しばし考え中)。

いいや!いつも通りリフト&フォールさせてみよう!!


するとなんと3時間という短時間にもかかわらず12尾のバスをキャッチ!しかもフォーリング中のバイトが圧倒的に多く、巻いて使うよりむしろリフト&フォールの方がいいのではと思いました。
ともあれ無事バスはたくさん釣れたのですが、私の中では?な感じ。

・?1 4.8インチは八郎潟では大きいと思っていたのに意外にもたくさん釣れた。
・?2 この手のシャッドテールワームで巻き以外(今回はリフト&フォール)で釣れた。

そんな不思議を感じているときに、丁度釣り雑誌「Basser」9月号に林 圭一氏の
「スイングインパクトファット講座」という記事が掲載されていました。

その中の
「スイムベイトとしての使用はもとより、テキサスリグで普通にワームっぽく使うのもいい」
というのを、私は先日の初試用にて体感していたのです。
(私の場合はテキサスリグではなく、ウェイテッドツイストロックとのコンボでしたが。)

その後9月中旬までの8日間(実釣時間で20時間ほど)、4.8SFで80匹ほどバスを釣るうちに
「使い込むほどに、4.8”という大きさを感じなくなる」(同記事より抜粋)
という感覚も確かに理解できました。当初感じた「八郎潟では4.8インチは大きすぎる…」という
印象も、実釣を重ねていくうちに見事に払拭されていました。
3.8SFはどうかな?


しかしながら、秋が深まり日々天候も変わるこの時期になると、さすがの八郎潟のバスも活性が低くなってきます。
4.8SFの大きさが気にならなくなってきたとは言っても、極端な
低活性時にはさすがに反応が悪くなることがありました。
実は来年発売予定の4.8SFのダウンサイジング版3.8SFの
プロトタイプもケイテックより送られてきておりその効果のほどを
試す格好の機会かなと思い、早速実釣してみました。


【3.8SFプロトタイプ実釣】
10月17日、湖はターンオーバー真っ最中で水は悪く、また急激な水温低下も重なり厳しい状況。
とはいえ4.8SFと3.8SFの違いを見れればと思い、出船。
な、なんと1100gと1300gのバスを立て続けにキャッチ!タフコンディションの続くこの秋に知人から「最近は4.8SFへの反応が良くない」という声も耳にしていたのですが、そんな時は3.8SFにダウンサイズすればまだまだバスは釣れると実感しました。

アクションは小ぶりながらブリブリとシャロークランクのようなアクションでいい感じ。
またそのサイズから、ノーマルサイズのラバージグのトレーラーとしても使える。
グラブやクローワームのそれとはまったく異質の動きでフォール中やスイム時にも着実にテールが
アクションするため、マディーウォーターでも強烈にバスにアピールしそう。フットボールジグとの
コンボでディープウォーターを探るのも良さそう。とにかく早い発売を期待します。楽しみです。

タフな中このサイズがバイト
バックリ丸呑みです。
ジグトレーラーでもgood!

【最後に】
最後に八郎潟はゴロタ石を釣ることが多いのですが、何と言っても根掛かりがヒドイ。
(高比重ワームのノーシンカーでも根掛かるときもある。) 
水深が1m以内と浅い場所などはトップウォーター以外のルアーは、投げるのがためらわれる
場所もあるぐらいです。そんな場所でも根掛かりを恐れず果敢にキャストできるリグを見つけ
ましたので皆さんにご紹介しておきます。是非お試しください。



海上氏おすすめリグ


・スイングインパクト ファット4.8”

・オーナー社 
 ウェイテッドツイストロック #5/0  1/8oz(3.5g)

ウェイトは1/8ozを基準に使用。テキサスリグよりもさらに根掛かりしにくいリグです。
フォール時の姿勢が、テキサスリグの場合は頭を下にしてほぼ垂直にフォールしていきますが、
このリグだと頭をななめ45度下に向け、まるで飛行機が着陸するような姿勢で沈んでいくため、
着底した時にゴロタ石などにシンカー、頭部ないしはラインが捕まりにくいのだと思います。
野池などでのブッシュにもいいと思いますよ。是非お試しを。それではまた。



次回は11月21日アップ。お楽しみに。