ケイテックガーデン
ゴールデンウィークも終わり、仕事を再開したところであります。
本来であれば、「さあ、また頑張るぞ!!」と意気盛んに臨まねばならないところではあります。
しかし、今年は「はぁ一、また始まるか…。」という、ややもすると疲れた感覚に多少なりとも
さいなまれています。
これまでこのコラムでもご紹介した通り、お蔭様で新たな社屋も完成いたしました。
建てた以上はやろうじゃないか、ということで設備も増強、それに応じて働く人々の数も
増えてまいりました。
この手の話は上を見ても下を見てもキリのない話なのですが、これでもケイテックという
会社にとっては紛れもなく成長の道を歩んでいる、とは言えるでしょう。たかだか零細企業に
毛の生えたような変化でも、私にとってはダイナミックでワクワクしなければいけない事象で
あるはずなのですが…。
ここでひとつ問題となるのは、職場環境が変わり(むろん環境はより整備されているのですが)
会社やその業務に不慣れな新入社員が増えると、現場には戸惑いが広がるということです。
拡大した工場を滞りなく稼働させること、新たな社員に業務の流れや実務を指導すること、
こうした目の前にある事柄に対応しているだけで1日が終わる、私だけではなく多くの者が
そう感じていることでしょう。
「ゲロゲロゲロ、自分で変化させておいて、その変化についていけてね一し。」
というわけで、連休前には何だかおなか一杯になってしまったという有り様。
このような日々を送るなか、私は以前観たNHKのある番組を思い出していました。もう随分前の
ことなので詳細こそ覚えていませんが、イギリスの庭に関する番組で、以下のようなものでした。
①イギリスにはイングリッシュガーデンと呼ばれる伝統的な様式の庭がある。
このようなストーリーを1組の夫婦ガーデナーの1年を追うことで紹介した番組でした。
毎日毎日飽くことなく考え続け、少しずつ手を入れていく。そしてじわじわと、にじり寄るように
私は庭造りに関してはまったくの素人です。しかし、こうした門外漢にとってどうでもいいような
されたナショナル・ガーデン・スキーム(NGS)が発行する『イエローブック』は、英国のごく
普通の個人の庭3500ヶ所以上を紹介したガイドブックで、庭の住所・広さ・特徴・入場料・
お茶とケーキサービスの有無・公開日などが掲載されている。花好きの英国人はリタイアすると、
園芸のできる面積が確保できる郊外に居住する人が多い。夫婦で一日中庭の手入れをしている人も
珍しくないが、庭を公開する家の場合はより力が入る。村全体で公開日を同時にし、大々的な
イベントとなることもある。個人の庭に集められる植物は、家人の個性が強く出て、植物園とは
違った楽しさがあり、英国園芸の面目躍如というべきものになっている。日本でも、オープン
ガーデンを園芸雑誌に告知したり、取材記事が雑誌に掲載されるようになった。
次回は5月16日アップします。