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林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.346

マジガエルの動画をご覧ください。

過日、近くの池に行ってマジガエルの動画を撮ってまいりました。

そこで、今週はこの動画をご覧いただこうと思います。

まずは、しのごの語る前にマジガエルがどんな感じで水面を歩くのかご覧ください。
 


さて、いかがだったでしょうか。

これは以前にも申し上げたことですが、このようなフロッグタイプのバジングベイトに限らず、普通のバズベイトやグラビンバズに関しても、私なりに釣れるためのキモというものがありまして、マジガエルの場合そのキモを見事に満たしていると言うことができます。

では、そうしたキモはどういうものか確認してまいりましょう。

 

とにかくスローリトリーブで 水面をキープし水面に引き波やスプラッシュを生み出すこと。つまり脚のデザインが水噛みに優れ低速でも安定して 起動しなければならないということ。


引き波やスプラッシュは大き過ぎることなく、やや控えめなくらいが良い。これは特に釣り人が多く、プレッシャーの高い釣り場で強く言えることである。


各種ベジテーションや浮き桟橋等、水面を覆うカバーをタイトに釣ることが想定されるので高いウィードレス性能が必要とされる。


米国ブランドのバジングフロッグの多くは、かなりの高速でリトリーブし、作り出すスプラッシュの大きさにこだわっているというような作りになっている。それゆえリトリーブ中の水面での姿勢に安定性を欠く傾向がある。このような製品の場合、姿勢の安定を図るためウェイテッドフックを使用するようだが、これではますますスローにリトリーブしにくくなってしまう。マジガエルの場合、ウェイテッドフックの助けを借りる必要はなく、より沈降力が淡い状態のリグでスローリトリーブに徹することができる。

(ちなみに、この動画で使用しているフックはキロフック#5/0です。)

 

以上のようなキモをマジガエルがしっかり満たしていることは、今回の動画でよくお分りいただけるのではないかと思います。あっ、それからフッキングレート、つまり食ってきたバスがどれくらいの率でフックアップするか、といった点についても申し添えておきますとこれがかなりの高率。琵琶湖での実釣テストではマジ君と私で十数匹のバスをストライクさせましたが、なんとフッキングミスはゼロ。すべてのバスをランディングしています。まあ、これがフックアップ率100%を保証するものではないにしろ、適正な製品の肉厚とバスが狙いを定めやすいスローリトリーブがフッキングレートを押し上げていることに間違いはないようです。

 

動画を観てお気づきになられたかと思いますが、マジガエルの正式名称も“ノイジーフラッパー”に決まり6月半ばころのリリースに向け鋭意準備中。水面がざわめく時期にはお使いいただけるようにと準備を進めておりますのでいましばらくお待ち下さい。


次回は5月22日の更新です。

 

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