セクシーインパクト4.8"(4.8SX)、霞に行く。
先週の回(Vol.59)でご紹介したように、4.8SXの試作品として生き残っているのは「その1」であります。「その1」をややファットにしたバージョン「その2」は、スイムテストにてあえなく撃沈。今後は「その1」を釣り込むことで製品化への道を模索しようというのがこれまでの経緯であります。
使い込む中生き残った4.8XS試作品「その1」。今後は様々な場所、使い方で釣り込んでいく。
てなわけで、「4.8SXーその1」を持って5/16(土)に霞に行って来ました。
今回のお題は「4.8SXーその1をライトテキサスで釣る」であります。
この辺からの話はVol.56、Vol.57の続きとなりますので、まだの方はまずこちらをご覧ください。
点在するハードボトムをライトテキサスで繊細にズル引く、この方法は常に渋い釣りを余儀なくされる今の霞水系において欠かせない釣り方です。
1/8oz以下のシンカーじゃないと根掛かりしちゃってどうしようもない、そんな良質なハードボトムを見つけて、じっくりスローにやる。この手の釣りがボート、オカッパリの別なく今の霞には合っていると思います。
さて、今回の釣行には主として以下の4つのリグで臨みました。
[a]スイングファット3.8"(3.8SF)の1/8ozテキサスリグ
[b]3.8SFの3/32ozテキサスリグ
[c]4.8SXーその1の1/8ozテキサスリグ
[d]4.8SXーその1の1/16ozテキサスリグ
もちろん4.8SXーその1を試すのが主たる目的なのでこちらを優先して使うわけですが、確認のために実績十分な3.8SFも平行して使うよう心掛けます。
場所は私の知るハードボトムの中で、最も高い確率で魚が入るであろう厳選3箇所。これをじっくり釣りながらローテーションしていく作戦です。
当日は比較的風も弱く、試作品をしっかり評価するには絶好の条件。
自信のあるハードボトムに静かに入り、ゆっくり丁寧に釣って行きます。確実にボトムを取り、ボトムの硬さを味わうようにズル引く、引っ掛かったら、それが根掛かりにバケないよう繊細にはずす。こうした展開を飽くことなく繰り返すのです。
で、結果は…
リグ[a]で1匹、リグ[c]で6匹
なんと試作品「4.8SXーその1」は6匹のバスを引き出したのです。 まあ、リグ[c]の使用頻度がダントツに高かったので、こういう結果になったと言えなくもないのですが、ともあれ、4.8SXーその1がこの手の釣りに合っているということだけは断言できるでしょう。岩に引っ掛かって震える様といい、岩からはずれた直後、シンカーと別れてスライドする様といい、これホントイイ線行ってると思います。
さて、試作品「4.8SXーその1」に関して、かなりの好感触を得た私。今後はさらに試作品を増産し、もっと使い込んでみる必要性を感じています。ライトテキサスだけではなく、ノーシンカーやジグヘッド、そしてキャロライナリグあたりに感じるものがあります。
この辺のリグで琵琶湖のウィードもチェックしたい、と考えています。
ノーシンカーだときれいに水平フォールする。見た目も魚っぽく、林的に釣欲わいてます。
今度は琵琶湖に持ち込んで、様々なリグで使い込んでみます。
次週は5月29日アップします。
今度は琵琶湖に持ち込んで、様々なリグで使い込んでみます。
次週は5月29日アップします。