サトシン、スイングファットを語る。
以前当コラムにご登場いただいたサトシンこと佐藤信治さん、言わずと知れた琵琶湖の人気ガイドであるとともに、プロショップセントラルのオーナーでもある方です。
彼はもうほとんど毎日ガイドに明け暮れているわけですが、今シーズンはことの外スイングインパクトファット(特に4.8")の出番が多く、大いに役立っているとのこと。そんな彼に感じたままのスイングファットを語ってもらうことにしました。
【スイングインパクトファット4.8"の威力 by サトシン】
今シーズン、私にとってスイングファット4.8"(4.8SF)は欠くことのできない大事な戦力
となっています。
私はもっぱらこれをテキサスリグで巻くのですが、なぜ4.8SFが
こんなにも効くのか、私なりに考えてみました。
※ウィードが伸びてきたらテキサスの巻きになる。
例年スポーニングシーズンも終盤を迎える時期になると、琵琶湖
全域(特に南湖)ではウィードが本格的に繁茂し出します。
その中でも特に青々したエビモや赤みがかったフサモといった
類いは水面を目指し縦に伸び、水面直下、または水面上に
出てくる状態となります。このような縦系ウィードが繁茂する
と、バスはその隙間にポジションする傾向にあり、バイブレー
ションプラグやシャロークランク、そしてスピナーベイトなど
全域(特に南湖)ではウィードが本格的に繁茂し出します。
その中でも特に青々したエビモや赤みがかったフサモといった
類いは水面を目指し縦に伸び、水面直下、または水面上に
出てくる状態となります。このような縦系ウィードが繁茂する
と、バスはその隙間にポジションする傾向にあり、バイブレー
ションプラグやシャロークランク、そしてスピナーベイトなど
それまで活躍していたハードルアー達ではなかなか攻略しにくくなります。しかし、この
時期のバスは依然“横の動き”に強く反応する場合が多く、そこで唯一、ある程度濃い
ウィードの中を通すことができ、“横の動き”を出すことのできるテキサスリグの“巻き”
が有効な手段となってくるのです。こうしたテキサスリグの“巻き”はもはや琵琶湖定番
と言っても過言ではないテクニックで私自信もこれまで様々なワームを試してきました。
特にビッグカーリー系を多用してきた私なのですが、今年は4.8SFによるところが日に日に
大きくなってきています。
時期のバスは依然“横の動き”に強く反応する場合が多く、そこで唯一、ある程度濃い
ウィードの中を通すことができ、“横の動き”を出すことのできるテキサスリグの“巻き”
が有効な手段となってくるのです。こうしたテキサスリグの“巻き”はもはや琵琶湖定番
と言っても過言ではないテクニックで私自信もこれまで様々なワームを試してきました。
特にビッグカーリー系を多用してきた私なのですが、今年は4.8SFによるところが日に日に
大きくなってきています。
※なぜ4.8SFが効くのか?
では、なぜ4.8SFが他のワームと比較しても優れた効果を発揮するのか、私なりの考え
を申し上げたいと思います。
まず最初に言える最大のファクターは、その集魚力の強さだと思います。
4.8SFは、色々なシャッドテール系ワームの中でも、よりテールの振り幅の大きい独特
なアクション(動画はこちら)で、スイムベイトのような強力な“引きつけ力”が
あるようです。
特にここ数年台風の影響がなく、この冬が暖かかった琵琶湖では、ウィードが過去には
見られないほど広く繁茂し、バスはどこにでも居られる状態。つまりバスは特定の条件
を満たすエリアに集中するというよりは、広範囲に散っている傾向にあります。
このような場合、魚を寄せる力のあるルアーで広いエリアを釣っていくことが大切です。
このことが功を奏してか、サトシン塾では4.8SF導入以来常時高いスコア(例えばロクマ
ル頭に50アップ多数、40アップはふた桁)を叩き出しています。
その他私自信使い込んでみて感じるのは、ウィードに対する“通り抜け”の良さ。これは
ウィードの濃い部分や出っ張りにワームが当たった際、不要なウィードを拾うことなく
スムースに抜けてくるか、といった性能で、多くの魚をバイトに持ち込むために重要な
事柄です。
4.8SFの他を圧倒する“通り抜”の良さはどこからくるのか定かではありませんが、
おそらくワーム頭部の形状が良いのだろうと思います。また、使われているマテリアル
はかなり硬めで、しっかりとフックがワームに固定されることも“通り抜け”の良さの
一因でしょう。つまり多少の外力(強くキャストする、ウィードに当たる等)があっても
フックはワームからズレにくく、不用意に針先がムキ出しになることが少ないからです。
その隙間にいかにもバスが潜んでいそうな濃いめのウィード。それに対し自信を持って
コンタクトさせ、巻き続けられるメリットは、想像以上のアドバンテージなのです。
スイングインパクトファットのテキサスリグスイミングは、まだまだこれからのシーズン
も活躍することでしょう。この世界をまだご存じない方は、このコラムバックナンバーも
ご覧の上お試しください。また、結果を急がれる方は、ぜひ当「サトシン塾」においで
ください。きっちり“巻き”の勘どころをお教えいたしましょう。
では、なぜ4.8SFが他のワームと比較しても優れた効果を発揮するのか、私なりの考え
を申し上げたいと思います。
まず最初に言える最大のファクターは、その集魚力の強さだと思います。
4.8SFは、色々なシャッドテール系ワームの中でも、よりテールの振り幅の大きい独特
なアクション(動画はこちら)で、スイムベイトのような強力な“引きつけ力”が
あるようです。
特にここ数年台風の影響がなく、この冬が暖かかった琵琶湖では、ウィードが過去には
見られないほど広く繁茂し、バスはどこにでも居られる状態。つまりバスは特定の条件
を満たすエリアに集中するというよりは、広範囲に散っている傾向にあります。
このような場合、魚を寄せる力のあるルアーで広いエリアを釣っていくことが大切です。
このことが功を奏してか、サトシン塾では4.8SF導入以来常時高いスコア(例えばロクマ
ル頭に50アップ多数、40アップはふた桁)を叩き出しています。
その他私自信使い込んでみて感じるのは、ウィードに対する“通り抜け”の良さ。これは
ウィードの濃い部分や出っ張りにワームが当たった際、不要なウィードを拾うことなく
スムースに抜けてくるか、といった性能で、多くの魚をバイトに持ち込むために重要な
事柄です。
4.8SFの他を圧倒する“通り抜”の良さはどこからくるのか定かではありませんが、
おそらくワーム頭部の形状が良いのだろうと思います。また、使われているマテリアル
はかなり硬めで、しっかりとフックがワームに固定されることも“通り抜け”の良さの
一因でしょう。つまり多少の外力(強くキャストする、ウィードに当たる等)があっても
フックはワームからズレにくく、不用意に針先がムキ出しになることが少ないからです。
その隙間にいかにもバスが潜んでいそうな濃いめのウィード。それに対し自信を持って
コンタクトさせ、巻き続けられるメリットは、想像以上のアドバンテージなのです。
スイングインパクトファットのテキサスリグスイミングは、まだまだこれからのシーズン
も活躍することでしょう。この世界をまだご存じない方は、このコラムバックナンバーも
ご覧の上お試しください。また、結果を急がれる方は、ぜひ当「サトシン塾」においで
ください。きっちり“巻き”の勘どころをお教えいたしましょう。
【使用タックル】
ライン;フロロカーボンライン 14Lb.
シンカー;ZAPPUスーパーすりぬけ 3/16oz、1/4oz
フック;ZAPPU パイルドライバー #4/0
次回は7月3日アップします。お楽しみに。
ライン;フロロカーボンライン 14Lb.
シンカー;ZAPPUスーパーすりぬけ 3/16oz、1/4oz
フック;ZAPPU パイルドライバー #4/0
次回は7月3日アップします。お楽しみに。