総力特集、セクシーインパクトのすべて。その5
先週は、フットボールシェイキーを組み合わせたジグヘッドリグについてご説明しました。
今週は、ノーシンカーリグ、それも水面直下のただ巻きについて取り上げてみます。
まずはリグをご覧ください。
今週は、ノーシンカーリグ、それも水面直下のただ巻きについて取り上げてみます。
まずはリグをご覧ください。
続いて水面直下のただ巻き動画をご覧ください。
ご覧の通り、水面直下をただ巻きするだけでは際立ったアクションをするわけではありませんが、これはこれでヌメヌメヌメーと無防備な自然さであります。
これ、時として非常に効果的な方法です。ステディーリトリーブしていると魚がどっからともなく湧いてきて、反転しながらワームをひったくっていく、そんな感じ。
以下に私なりに感じた要点をご紹介いたします。
・アクションはあくまで一定スピード+ノーアクションに徹すること。
つまりトゥイッチ等の人為的なアクションをスケベに入れないこと。この方がより高い確率で魚が湧いてくるし、バイトもする。要は、ワームにいかにも不注意で無防備なフリをさせることが大事。バスは自分の存在を気取っていない獲物に対しては積極的になりやすい。
・ワームを泳がせる深さは、その水深にかかわらず水面直下であること。
バスは水面を背にして泳ぐベイトを“容易に水面に追い込めるチョロい獲物”と解釈することが多い。逆に水面より数10センチ以上深いレンジを泳ぐベイトに対しては、“ヤツには「逃げシロ」がある、つまり追い込みにくい”と解釈する。“追い込みにくい”、つまり“取り逃がすかも知れない”獲物に対して、バスは興味を示さない。
・比較的水のクリアーな水域で効果的。
上記のような無防備なベイトを水面を利用して追い込む捕食スタイルは、マディウォーターではあまり行われない。よってこの戦略もクリアーウォーターで効果を発揮することが多い。
というわけで、お試しいただければ、きっと神の御加護があるでしょう。
さて、当コラムもこれで100回目を数えることとなりました。私の作るルアーの本当のところを知っていただき、そういったものも含みこんでご愛用いただけたら、と考え続けてまいりました。もちろんこうした思いは、今後も変わりませんし、さらに役に立つ内容を目指してまいります。
今後ともご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。
100回目ということで、何か特別面白いことを言おうかと思いましたが、ふと気づくと3月17日午前2時。
電池切れで何も考えられませんので、このへんとさせていただきます。
次回は3月26日アップします。