セクシーインパクト・フィネス開発続報 その2
さて、今週はこのA’なる試作品がどのようなものなのか、ご説明するところから話を始めてまいります。
A'はこれまでに試作・試釣した3種の形状(細・中・太)のイイところを取った(つもりの)試作品であります。つまり、「頭が太」で、「ボディが中」で、「テールが細」の形状で、私としては大いに期待するところ。
← 頭部 太 →← ボディ 中 →← テール 細 →
「上半身は1/16ozのウェイトにもたわみ過ぎることなく“プリッ”としてて・・・」
「下半身は上半身の動きを受けて繊細に横振れする・・・」
という狙いがあるのですぞ、このA’には。クー!!、釣れそうじゃあーりませんか、まだ机上に理論ではありますが。
というわけで、ゾーンA、ゾーンA’、そしてゾーンBを持って先週末琵琶湖に行ってまいりました。で、結果?やっぱそれを訊くか・・・。
はっきり言って「ネコリグじゃないと」という部分は感じなかったです。そりゃ、釣れますよ、ポツリポツリは。しかし、今の琵琶湖において胸を張れるほどの釣れ方には程遠い感じ。リグが状況に合わないか、場所が悪かったか、おそらくその両方かと思います。そのような中、感じたことをここでは申し上げておくことといたします。
・今回は6種類の試作品を持ち込んだが、その仕様による大きな釣果の差は見られない。
・ネコリグで広いウィードフラットをやるのは、あまり賢い方法ではないと思われる。
もっと魚をピンスポットに見い出し、それを濃密に誘って食わせる類いの釣りである。
ネコリグを得意とする皆様におかれましては、「他愛もない。」と感じておられる方も多いのではないかと存じますが、仕方ないのです。私にはネコリグの知見があまりないのですから。まあ、ひとりの釣り人が新たな釣りをマスターしていく過程においてこの程度のことは当たり前。というわけで、私はガッカリしてません。いたって元気であります。
さて話はガラリと変わりますが、今の琵琶湖において魚を手堅く、そしてたくさん釣ろうと思ったら、何はなくともスプリットショットリグですな、疑う余地もなく。で、今週は最後に私が最も信頼を寄せる琵琶湖(南湖)用スプリットショットリグとその道具建てをご紹介いたします。あんさん、これホンマ釣れまっせー!!
追記: この原稿書いてたら(5/20)、南湖スプリットマスター植田氏よりTel。
この人、昨年“ベイトスプリット”で当コラムの登場願った方です。
曰く、「スプリットでロクマル頭にボコボコですわー。」とのこと。
で、すかさず南湖スプリットについて執筆を当コラムにお願いしました。
琵琶湖でボコりたい皆さん、来週は必見のスプリットなココロだ!!
次回は5月28日アップします。