完成!! セクシーインパクト・フィネス5.5"(5.5XF)
長きに渡って試作・試釣を重ねてきたネコリグ前提ワーム「5.5XF」もいよいよ完成の域に達してまいりました。なもんだから、先週いよいよ最終となる試作品“第6次試作品”の姿をご覧いただきました。
話を要約して復習すると、第6次試作品は、
[a]ネコリグでの使用でもテールを細かく横に振り、アクションは良い。
[b]全体的にやや太身で自重がある。よって投げやすい。
[c]収縮チューブ等の小物に頼らずとも、ワームがちぎれて飛んで行くことがほとんど無いよう工夫が施されている。
という夢のような(?)ネコリグ用ワームなのであります。
[a]、[b]に関しては、発売後手に取ってお確かめいただくとして、今回は[c]についての話をしてみたく存じます。
第5次試作品(ワームそのものの形状は第6次と同じ)にて、ワームそのものの出来栄えに満足した私。ただ、どうしてもフックをチョン掛けにした部分が徐々に痛み、最後には切れて飛んでいってしまうところが“ただのワーム”で許せませんでした。先週述べた通りこれはこれで「皆さん、収縮チューブ等で工夫してくださいね。」と言えば、通らぬ話ではないのかもしれませんが、それでは私の男が立ちませぬ。
↑アクションはいい。
ベイトフィネスにも対応する自重もある。
ワームの形状は満足いくものになった!
そこで林は無い知恵絞り考えた。
ベイトフィネスにも対応する自重もある。
ワームの形状は満足いくものになった!
そこで林は無い知恵絞り考えた。
↑でも・・・・・。
どうしても、使ってるとココもげて
ワームだけ飛んでっちゃうよね〜。
どうしても、使ってるとココもげて
ワームだけ飛んでっちゃうよね〜。
こうして色々揉むうちに、「シリコンリング」というアイディアに至ったのです。
*生産性が良く(つまりリングをワームに容易に装着でき)、
*ワームからズレず、
*フックをしっかりホールドしてくれるリングを作ろう、ということになりました。
ワームとリングの太さの関係、リングに用いるシリコンの硬さはどのくらいが最適か、そして何よりリングのデザインはどのようにするか等々、何種類かの試作品を吟味し試行錯誤した結果、ついに理想とも言えるリングが完成しました。
あんさん、コレ、ホンマ、よ一できてまんねや、というわけで通称「もげへんリング」と呼ばせていただきます。「もげへんリング」はすべてのワームに装着された後、パッケージングされ出荷の予定。
もう、あの忌まわしい収縮チューブ等の“改造”は必要ありません。
パッケージから出して、そのまま使って“もげへん”。
どんなに強くキャストしても“もげへん”。
ワームを水中でビシバシあおっても“もげへん”。
ウィードからビシッとはずしても“もげへん”。
どんなに強くキャストしても“もげへん”。
ワームを水中でビシバシあおっても“もげへん”。
ウィードからビシッとはずしても“もげへん”。
来週は、「もげへんリング」へのハリの刺し方をご教授いたします。
次回は9月10日アップします。
次回は9月10日アップします。