動画を観てね。
「シュワッ」(フリッピンスティックを振り抜く音)
「シュルルルルー」(ラバージグが水面をかするような低い弾道で飛んでいく音)
「スプッ」(ほとんど音も無く、狙い通りのスポットにジグが入水する音)
「ガサッ」(着水直後のジグに反応したバスがアシを蹴る音)
「ゴゴッグッグー」(バイト!!そしてラインが横走りする音)
「ギュン!!キュイーン」(パワフルなフッキングとその後のイト鳴り)
「ゴボガバゴボ、シュラッ、ドン!」(バス抵抗するも圧倒的パワーで抜き上げられ、終了)
しかし何ですな、最近こんなウットリするような感触、全然味わってません。
ここのところ、めっきり魚が釣れづらくなって、どうしてもフィネス系の釣りを強いられ
るのは私だけではないでしょう。そしてこのようなシャローストラクチャーの釣りも例外
ではなく、フィネス化せざるおえないことが多いようです。
そこで重用されるのがベイトフィネスと呼ばれる方法。ひと昔前ならスピニングでやった
ようなリグをベイトタックルで繊細かつパワフルにこなしてしまおう、という技法です。
このようなニーズに呼応するかのように、ロッドやリールといったタックルにも随分と
良いものが出回っております。これらの道具を高い技術で駆使し、難しい状況から1匹、
また1匹とバスを摘み取っていくのが、近代バスフィッシングの醍醐味と申せましょう。
と、いうわけで、今週は、やや趣向を変えて動画をご覧いただきます。
これは過日、熱暑ピーカンの横利根にて私がベイトフィネスに励んでいる健気な光景を
マジ君が録画してくれたもの。あいにく、収録中に魚は釣れませんでしたが、皆さんの
釣り感覚醸成には一役買うのでは、と思い載せることといたしました。
ひとまず今週は、これ観といてください。タックル、ルアー(リグ)、そしてこの釣りの
勘所といった詳細は次週まとめてご紹介いたします。