どうなのよ?スイングファット・リバース
先日、赤羽修弥氏から電話をもらいました。
で、彼は、いきなりこう切り出すのです。
赤羽;「林サン、スイングファット4.8"天地逆さで泳がしたことあります?」
林 ;「天地逆さって、腹が上向くようにセットして泳がすってこと?」
赤羽;「そおっス、そおっス。」
林 ;「それはやったことないっス。」
赤羽;「あ、そおっスか。いや、オレ的には結構キテるっつ一か、ハイ。」
林 ;「……。(心の中で)人が意匠を込めてデザインしたと言うに、行儀の悪いヤツだ。」
赤羽;「泳ぎ違うっスよ。今度試してみてください。デカイの釣れるし。」
林 ;「じゃあ、今週末琵琶湖行くから試してみるわ。」
赤羽;「ハイ、オレも色々やってみます。」
一瞬、「何よそれ」と鼻白んだ私ではありましたが、他ならぬ“霞の鬼”赤羽氏の言うこと。私としても勉強がてら試して損はないかなと。ちょうどモデルⅢ&スイングファット4.8"のテストで琵琶湖にも行くわけだし…。
と言うわけで、急遽スイングファット4.8"の珍品を試作してしまいました。
名付けてスイングファット・リバース4.8"。色は私の大好きなゴールドフラッシュミノー。
ご覧ください。
モデルⅢにセットするとこうなる…。
もうお気づきの通り、このリバース、背中と腹の色を反転させた珍な試作品です。こうすれば、天地逆さにセットして泳がせても、色の整合性は取れるというもの。コダワリ派の私としては、腹の色を天向けて泳がすなんて無様なマネはどうしてもできないのです、男の美学として。
さあ、これ持って、モデルⅢ持って、普通のスイングファットも持って琵琶湖に行こう。もし、リバースが本当に良ければ、来年限定発売しちゃったりして。いや、もし普通のよりリバースの方が良いなんてことになったら、私のメンツ丸潰れか?なんて、色々考えているうちに夜も更けてまいりました。今回はこの辺にして琵琶湖の準備をさせていただきます。