今春発売いたしましたセクシーインパクトシリーズは、お蔭様でまずまず好評、釣果も

　　　おおむね満足いくものだったようです。特に活発にこの手の情報が上がってくるのは

　　　やはり琵琶湖。まあ、魚も濃くて釣行者数も多い釣り場なれば、これも当然の成り行きと

　　　申せましょう。そして嬉しいのは、先週もご紹介した通り、個々の釣り人が思い思いに

　　　独自の方法でこのワームを使いこなしてくれている点です。このように現場の釣り人が

　　　各々の感覚で色々な使い方をしてくれるワームって、実は本当に良くできたワームなの

　　　です、自分で言うのもなんですが。

　　　例えば、ゲーリー4"グラブ。間違いなく、自他共に認める名作ワームのひとつでありま

　　　しょう。最初ゲーリー氏本人は、このワームをジグヘッドやスプリットショットリグ

　　　で使用するよう推奨していました。しかしこのワームは発売以降、その他様々な使い方

　　　(例えばグラビンバズやイモグラブ)をされていることは周知の通り、これぞ一流の証。

　　　私もセクシーインパクトがゲーリーグラブと肩を並べた、と言ってしまう程厚かましくは

　　　ありませんが、少しでもこれに迫る、信頼され工夫される製品になるとイイな、と願わず

　　　にはいられません。ガンバレ、セクシーインパクトユーザー。
　　　

　　　というわけで、これまでに発売した３サイズのセクシーインパクト(3.8",4.8",5.8")に

　　　引き続き極小2.8"を設計・開発していることは過日当コラムでも申し上げておりました。

　　　最初は3.8"の相似形で試作したものの、これが全然ダメ。この結果を受けてデザイン

　　　し直すことしばし、この程完成の域に達しました。まずはメデタイ。

　　　で、この手の極小ワームに関して、あまり長々ウンチク述べるのも何なんで、ズバリ動画

　　　にてご覧いただこう、というのが今回の趣向であります。

　　　この２.８"、頭部を短くし、その分腰のクビレ以降テール部を長くしたデザインがミソ。

　　　多用されるであろう、標準的なリグを前提に動画っております。では、ご覧ください。

　　　コザカナ系アクション。

 

　　　ゴリ系アクション。

 

　　　エビ系アクション。

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　　　次回は11月12日アップします。