イージーシャッド4”のジグヘッドリグについて。
イージーシャッド4”(4ES)の高い完成度は、これまで当コラムで申し上げてきたとおり。
泳ぎの質、決して姿勢を崩さないバランス、そして何よりも超スローでも機敏に反応し、アクションを起動させるところがステキです。
さて、そんな4ES、私がまずもってお勧めしたいのがジグヘッドリグ。
それも、
1. ボトムまで一旦落とし、
2. ゆっくりズル引きつつ何かに引っかけ、
3. そこで揺すり、
4. はずすと
5. バイトする。
といった王道、トラディショナルな方法とはやや趣を異にした使用法に味わいを感じております。今週はこのような“味わい”についてふれてみることにいたしましょう。
まず、ご用意いただくものを申し上げます。
・お好みのミディアムライトくらいのスピニングロッド
・お好みの
スピニングリール
・4〜6lbs.
フロロカーボンライン
・1/16ozメイン、#1/0フック
のラウンドジグヘッド
・お好みのカラーの4ES
続いて操作手順を簡潔に申し上げます。
1.良さげな場所に投げる。
2.ちょっと沈める(つまりボトムまでは沈めない)。
3.ゆっくりとしたステディリトリーブを開始。リトリーブスピードはあくまでスローかつ均一にし、横(水平)方向に泳がせながらも、深度をジワジワ増していく感じで。やがてワームはボトムやウィードに達し、それらに触る。
4.触る、とは言っても、横方向に泳ぎながら、ようやく触るといった感じなので、そのタッチ感はかなり“フェザー”なものとなる。
5.具体的な感触を言うと、「スー」とスローなただ巻きで泳がせていると、「チッ・・・チッ」とか「プッ・・・ププッ」とかいうふうに、ボトムやウィードに“かする”感じ。
6.この感じが来たら、これを味わいつつ、この感じを極力キープしながらただ巻き続行。
7.キープの仕方は、ボトムやウィードに深入りしそうになったら巻きスピードを若干減速、といった具合に巻きスピードの微調整で行う。
8.これはこれで結構微妙かつ繊細な世界だが、頑張ってキープしてみよう。そしてこれがキープできている自分に酔いつつ、「あっ、イイ!!」みたいに味わっていると・・・、
9.「ガツン!!」と釣れちゃうみたいっスよ。
あまり簡潔じゃなかったかもしれないけど、以上です。
これはあくまで私の「経験に基づいてでありますが、このようなスピナーベイトで言うスローロール的な釣り方で大きな効果を上げるワームはあまり無いのではないかと。
つまりは、ただ巻くだけで誰にでもミドスト的な扱いができてしまう、大変好ましい
ジグヘッドワームなんだよ、このイージーシャッド4”は!!
早く皆さんにもこの感覚を味わっていただきたく、現在量産・発売の準備を進めています。
おそらく、8月初旬にはお届けできると思います。もうしばしご猶予の程を。