ミニスピン復活準備、進んでおります。
過日当コラムVol.164でご紹介した通り、ミニスピン復活準備を進めてまいりました。
そもそもこのミニスピン、今からかれこれ10年近く前に販売していた製品です。自分で言うのも何ですが、当時から評判も良好で、その意味からは廃盤にする必要はなかったように思います。スピナーベイトは、見ての通り色々なパーツの集合体で、そういったパーツの製造ロットが当時の販売見込み量を上回ったため、一旦廃盤にいたしました。しかし、最近ではそうしたパーツ製造元でも多品種少ロット化の努力が進み、このたび復活させる要素が揃った、という次第です。
このような事情からの復活なので、製品仕様をことさら大きく変更し“別物”にする必要はありません。むしろ、当時のままで復活させたいと思っています。よって当時との変更点は以下に申し上げることのみとしております。
・ブレードサイズを一部変更。
当時のスペックで#3-1/2という、このサイズのスピナーベイトとしては大振りなウィローリーフブレードを使っていた箇所に#3-1/4という、ひとまわり小さいものを据える。#3-1/4というサイズは#3と#3-1/2の中間サイズで、一般的にはあまり見かけないが、ミニスピンにはよくマッチし、とても使いやすい。
#3-1/2と比べると、抵抗感が軽減し(つまりスピニングタックルでも扱いやすく)、リトリーブスピードに対するブレード回転数が上がる、という感じ。つまり軽快でレスポンスが良くなった、という点での改良です。
・カラーを一部変更。
まっ、色のことなので現物写真見た方が早いかなと。
というわけで、以下に各色写真を貼っておきますのでご覧ください。
ヘッドウェイト: 5g,7g,9g
ブレードタイプ: ウィロータンデム&ダブルウィロー
さあ、いよいよ量産開始。そして来年3月にはお届けできる予定です。
次回は12月16日アップいたします。