マジ君の夏日記 続編
私の名前は馬路久史。ケイテックで働いています。
みんな私のこと、マジさんと呼びます。
さて、私こと馬路久史、先週はウチの林にいいようにいじられ、子供にされてしまいました。
2週連続で子供にされてはたまらん、と思った私は、今週の続編を自分で書くことといたしました。
それでは、私なりに思いきり書いてみますゆえ、どうぞごゆるりとご覧ください。
先週の当コラムで申し上げた通り、私は先々週の週末、琵琶湖へ行ってまいりました。そしてソルティコアチューブのテキサスリグで爆釣したことも先週申し上げた通りです。
さて、今回釣りをした場所は、琵琶湖南湖の南東、草津川の沖合に点在するウィードエリア。
例年であれば、このあたりはほぼ全面ウィードが生え広がっているのですが、今年はウィードが
少なく、島状または帯状に点々と生えている状況。
そんな中でも、今回のエリアは数種類のウィードが混在しており、ウィードトップに
高低差があって魚を豊富にストックする要件をみたしていました。
当日の水質はかなりの濁りが入っていたものの、そこは腐っても琵琶湖、まわりの船は
ロングワームのテキサスリグでボロッ、ポロッと思い出したように釣っています。
おそらくバスはウィードの中でじっとしていて、目の前にワームが落ちてくるとハグッと
バイトする、そんな状況を前提に釣ってみることにしました。
この時、私が選んだのはソルティコアチューブ4.3"のテキサスリグ。まあ、これが試したくて
琵琶湖まで来たわけですし、今琵琶湖で盛んに使われているロングワームと比較してどうなのか、
といったことも検証してみたかったわけです。あぁ、仕事熱心な私…。
さて、そんなこんなで私はソルティコアチューブ4.3"のテキサスをじっくり試してみました。
シンカーは7gと9g。ボトムまでフォールさせ、5~10秒ステイ。次にウィードの根元から先端ヘ
リグをゆっくりよじ登らせてくるイメージでスローにリフトアップ。ウィードトップまで来たと
思われるところで"パーン"とウィードからリグをはずし次のウィードの根元ヘフリーフォール。
1キャストでこのような工程を3回ほど繰り返します。
先週の"子供バージョン"でもお伝えしたように、私はこの方法で大きなバスをみるみるたくさん
釣りました。はっきり申し上げます。このワーム、釣れます、眼もくらむほど。
さて、すっかり大人としての論理的思考を手にいれた私、馬路久史としては、このワームのどこが
どうイイのかを理路整然と説明せざるおえますまい。
ソルティコアチューブのここがイイその① 一 スリ抜けがイイ!!
ご覧の通り、ボディから余計なパーツが生えていないツルッとした砲弾型なので、ヘビーカバーの
中でのスリ抜けがイイ!!今回の釣りでも、ウィードの間をかいくぐり、よどみなくボトムまで
落ちていく様がシンカーを通して明確に感じられました。また、ワームの頭部で不要なウィードを
釣ってきてしまう"事故"もなく、集中して釣りを続けられます。
ソルティコアチューブのここがイイその② 一 重さがイイ!!
以前から当コラムでご紹介している通り、このワーム、自重が何と14gもあるのです。
コロンとしたフォルムに独自の"2層まんじゅう構造"が生み出す新たな世界であります。
これはなかなか説明しづらい、感覚的な事柄なのですが、ワームの自重がここまで重いと
使っているシンカーウェイトの割に水中での感触がしっかりしているようです。つまり
軽目のシンカーでウィードにソフトタッチさせているにもかかわらず、明確にボトムや
ウィードの感触が伝わってくるとでも言いましょうか。何にしても、風の影響等を受けにくく
軽いシンカーでもしっかりとした操作感をキープできる、この重さにはそんなメリットが
あるように思います。
ソルティコアチューブのここがイイその③ 一 エサ持ちがイイ!!
中はザクザク高比重ソルティ、それを丈夫な材料でコート。
こうした"2層まんじゅう構造"が生み出す新たな世界はエサ持ちの素晴らしさにも貢献。
ハリから極めてズレにくく、よって高いウィードレス性能を維持します。
ハリから極めてズレにくく、よって高いウィードレス性能を維持します。
これだけの自重を持ちながら、ここまでエサ持ちの良いワームと私は未だ会ったことが
ありません。
ありません。