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林 圭一のFLIP MY MESSAGE Vol.220

マジ君の夏日記 続編


 私の名前は馬路久史。ケイテックで働いています。



 みんな私のこと、マジさんと呼びます。

さて、私こと馬路久史、先週はウチの林にいいようにいじられ、子供にされてしまいました。
2週連続で子供にされてはたまらん、と思った私は、今週の続編を自分で書くことといたしました。
それでは、私なりに思いきり書いてみますゆえ、どうぞごゆるりとご覧ください。
 
 
先週の当コラムで申し上げた通り、私は先々週の週末、琵琶湖へ行ってまいりました。そしてソルティコアチューブのテキサスリグで爆釣したことも先週申し上げた通りです。
 さて、今回釣りをした場所は、琵琶湖南湖の南東、草津川の沖合に点在するウィードエリア。
 例年であれば、このあたりはほぼ全面ウィードが生え広がっているのですが、今年はウィードが
 少なく、島状または帯状に点々と生えている状況。
 そんな中でも、今回のエリアは数種類のウィードが混在しており、ウィードトップに
 高低差があって魚を豊富にストックする要件をみたしていました。
 
 当日の水質はかなりの濁りが入っていたものの、そこは腐っても琵琶湖、まわりの船は
 ロングワームのテキサスリグでボロッ、ポロッと思い出したように釣っています。
 おそらくバスはウィードの中でじっとしていて、目の前にワームが落ちてくるとハグッと
 バイトする、そんな状況を前提に釣ってみることにしました。
 この時、私が選んだのはソルティコアチューブ4.3"のテキサスリグ。まあ、これが試したくて
 琵琶湖まで来たわけですし、今琵琶湖で盛んに使われているロングワームと比較してどうなのか、
 といったことも検証してみたかったわけです。あぁ、仕事熱心な私…。
 
 さて、そんなこんなで私はソルティコアチューブ4.3"のテキサスをじっくり試してみました。
 シンカーは7gと9g。ボトムまでフォールさせ、5~10秒ステイ。次にウィードの根元から先端ヘ
 リグをゆっくりよじ登らせてくるイメージでスローにリフトアップ。ウィードトップまで来たと
 思われるところで"パーン"とウィードからリグをはずし次のウィードの根元ヘフリーフォール。
 1キャストでこのような工程を3回ほど繰り返します。
 
 先週の"子供バージョン"でもお伝えしたように、私はこの方法で大きなバスをみるみるたくさん
 釣りました。はっきり申し上げます。このワーム、釣れます、眼もくらむほど。
 さて、すっかり大人としての論理的思考を手にいれた私、馬路久史としては、このワームのどこが
 どうイイのかを理路整然と説明せざるおえますまい。
 
 ソルティコアチューブのここがイイその① 一 スリ抜けがイイ!!
 ご覧の通り、ボディから余計なパーツが生えていないツルッとした砲弾型なので、ヘビーカバーの
 中でのスリ抜けがイイ!!今回の釣りでも、ウィードの間をかいくぐり、よどみなくボトムまで
 落ちていく様がシンカーを通して明確に感じられました。また、ワームの頭部で不要なウィードを
 釣ってきてしまう"事故"もなく、集中して釣りを続けられます。
 ソルティコアチューブのここがイイその② 一 重さがイイ!!
 以前から当コラムでご紹介している通り、このワーム、自重が何と14gもあるのです。
 コロンとしたフォルムに独自の"2層まんじゅう構造"が生み出す新たな世界であります。
 これはなかなか説明しづらい、感覚的な事柄なのですが、ワームの自重がここまで重いと
 使っているシンカーウェイトの割に水中での感触がしっかりしているようです。つまり
 軽目のシンカーでウィードにソフトタッチさせているにもかかわらず、明確にボトムや
 ウィードの感触が伝わってくるとでも言いましょうか。何にしても、風の影響等を受けにくく
 軽いシンカーでもしっかりとした操作感をキープできる、この重さにはそんなメリットが
 あるように思います。


 ソルティコアチューブのここがイイその③ 一 エサ持ちがイイ!!
 中はザクザク高比重ソルティ、それを丈夫な材料でコート。
 こうした"2層まんじゅう構造"が生み出す新たな世界はエサ持ちの素晴らしさにも貢献。
 ハリから極めてズレにくく、よって高いウィードレス性能を維持します。
 これだけの自重を持ちながら、ここまでエサ持ちの良いワームと私は未だ会ったことが
 ありません。
            ※2層まんじゅう構造の断面写真。


 ソルティコアチューブのここがイイその④ 一 スカートがイイ!!
 コンパクトなボディに20本の"太麺スカート"。ラバージグといい、フラスカートといい、こうした
 細いものがフサフサ生えているものって好まれますよね、バスに。
 今回はそれを強く実感した次第。だってそうでしょう?ロングワームのテキサスを使い同系の
 釣りをする船団の中で、正直私が圧倒的に釣っていたわけですから。(自慢じゃないよ、事実だよ)
 重たく操作性に富み、そのくせエサ持ちが良く、カバーに強く、魚好みなデザイン。
 ソルティコアチューブ4.3"は間違いなく新しさに溢れ、釣れるワームに仕上がりました。
 さあ、これよりケイテックでは、総力をあげ、このワームの釣り込みを開始いたします。
 今後の続報を楽しみにお待ちください。ご熟読、ありがとうございました。

 次回は9月14日アップします。

株式会社ケイテック

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