作り込んでます、ソルティコアチューブ4.25”。
2週間ぶりのご無沙汰です。先週は、我らがマジ君小貝川に行くwithソルティコアチューブ、
ということで、マジ君執筆にてお届けいたしました。面白かったでがしょ?
というわけで、私は楽をさせてもらいました。イイもんですな、たまに息つけるのは。
さて、ここのところ何じゃかんじゃでソルティコアチューブ4.25"(長さ表記を4.3"から
4.25"に変更させていただきます)の話題に終始しております当コラム、そろそろ読者および
お客様各位から「話ばかりでもったいつけよって、そろそろ発売せんかこりゃ!!」との
お叱り、ご意見を伺う、といった空気も漂ってまいりました。
釣り人としても、ビジネスマンとしても場の空気を読むのがあまり上手くない私ですが、
これくらいはっきりとした空気なら、感じたり読んだりすることができます。
で、どうしたかというと、スタートさせました、量産を。今年の秋に4色限定で急遽発売して
おこうということになったのです。シーズン終盤にはなりますが、どんなものか見てみたい、
という方々のお手元にはお届けしようと考えています。
本日は量産4日目。技術的にも確立され、しっかりと安定した生産が進んでいます。あと少し
お待ちください。
⑦見目麗しいとしか言いようがない ⑧まあそうだろうな、といった趣の
ソルティコアチューブのコアショット断面。 いなり寿司断面。
ソルティコアチューブのコアショット断面。 いなり寿司断面。
今、私はコアショットを「私にとってまったく新しい技術」と申し上げました。
それは製品を作る技術者という立場からは新しい技術という意味で言っています。
反面、製品を使う釣り人としてはコアショットは特段新しいものではありません。
さて、話は変わりますが、それは今から30年以上も前のこと。
私にも生まれて初めてワームというルアーでバスを釣った瞬間がありました。
場所は津久井湖(神奈川県)。バスのサイズは35cmくらいだったかな。
リグは1/8ozテキサス、ワームはレーベル(REBEL)のリングワーム4”でした。
プラスチック製のクランクベイトやミノーのブランドとして有名なあのレーベルがワームを
出していた、そんなこともあったのです。当時売られていたこのリングワーム、カラーは
何色もなかったように記憶しています。
外側がピンクで内側(コア)がパープルのやつ、外側がピンクで内側(コア)がブラウンのやつ、
外側がクリアーで内側(コア)がグリーンのやつ。これら3色くらいかな、当時売ってた色は。
賢明な読者ならもうお分かりですね。そうです、当時のレーベルリングワームはすべてが
コアショットカラーだったのです。
今から30数年前、私のワームによる人生初のバスはコアショットカラー(ピンク/パープル)に
よってもたらされました。そして今、そんな私がコアショット製法を研究し、製品作りを
楽しんでいるのです。きっと誰の人生にも思いもよらぬ、あらゆる可能性が秘められている、
そんなことを現しているのかな?てなことを考える今日この頃です。