「外人ワーム」という昔話。
先週の当コラム(Vol.224)は久々に林のイラストも炸裂し、大好評だったらしいです。
そのストーリーは…、
・ソルティコアチューブは、コアショット製法により作り込まれた画期的ワームである。
・とは言っても、コアショット製法そのものは決して新しいものではない。
・私が生まれて初めてワームというルアーでバスを釣ったのは30年以上も前、リングワームのコアショットカラーだった。
といった内容でした、大まかに言って。
では今週は、と言いますと、リングワームつながりで思い出した昔話などをひとくさり語ってみようと思います。名付けて「外人ワーム」という昔話、それでは始まり始まり。
その昔、私がまだ大学生だったころ、私はもっぱら津久井湖(神奈川県)でバスを釣っていました。まあ、ざっくりとした勘定ですが、私が津久井湖で釣るバスの50%程はワームで、30%程はクランクベイトで、そして残りの20%程はトップウォータープラグで、といったところだったと記憶しています。当時ワームフィッシングといえばテキサスリグ、これしか知りませんでした、というかこれがワームフィッシングのすべてだと思っていました。使ったワームは先週ご紹介したレーベルのリングワームや、ジェリーワームの色々なアイテム、そしてスイートウィリーやフレック等でした。読者の皆さんは、こんな名前だけ聞いてもどんなワームか分からないでしょう。まっ、4"から7.5"までのストレートやカーリーテイルだと思えばよろしい。色は黒や紫、赤、青等が主流。
ある日、おばちゃんが私に聞きました。