輪切ってみました。(前編)
皆さんお元気ですか?
ボクは元気です。
でも今は冬で、あまり釣りにも行っていないので、このコラムの話題も冬枯れ気味の
今日この頃ですが、今週もがんばってみます。
さて、昨年秋に発売いたしましたソルティコア・チューブ、お蔭様で大好評のようで
「テキサスリグ用チューブとバックスライディングベイトを兼ねるなんて天才過ぎる。」
との呼び声も高まる中、この春出荷するための製品量産が現在佳境に入っております。
昨年の秋は"とりあえず"といった感じで4色だけの限定的な発売でしたが、この春は
もう少し色数を増やして行く予定です。
とは言ってもこの製品、結構スロープロダクション(1日懸命に励んでもそれほどたくさん
作れない)なので、むやみに色数を増やすこともためらわれ、まずは8色展開でスタートの
予定です。
そこで今回は、これまでに発売していた4色についてその詳細をご説明させていただきます。
また来週は、今回と同じ手順で新たな4色についてのご紹介をしようかしら、などと考えて
おります。
以前にも申し上げたことですが、この製品は"コアショット"という製法を用い作られています。
つまり、製品の内(芯)と外(皮)で色が違うということであります。このような芯/皮構造で
釣れそうなそそる色を考え作り出していくわけですが、これが案外難しいものでした。
釣りもワーム作りも昨日今日始めたわけではない私のこと、釣れげな色を数々頭の中でイメージ
するも、実際それを形にしてみればそのほとんどが"企画倒れ""的外れ"の類い、すなわち失敗。
「あ一もしたい、こ一もしたい。」「そ一ゆ一こともできるっしょ一。」と勇んで取り組んで
みたものの意外に難航いたしました、正直言って。
というわけで、このような試行錯誤の中から生まれた従来の4色、その詳細をご披露いたします。