ソルティコアスティック5.5”琵琶湖でノーシンカーの巻
先週は、ソルティコアスティツク5.5"(5.5SK)の実際のアクション動画をご覧いただきました。
5.5SKは、高精度コアショット製法を駆使し、ハリもちの良い高比重ワームとして開発され、ノーシンカーで水平フォールさせた時、クネクネうねるような“自発的ピコピコアクション”を伴うところが最大の特徴であり、このワームがノーシンカーリグでよく釣れる理由ともなっています。
さて、話は変わってこの週末、馬路君が5.5SKを持って琵琶湖南湖に行ってまいりました。
例年この時期の琵琶湖南湖は、エビモのかたまり(エビモパッチと呼ぶ)をノーシンカーリグで釣る方法が有効となるため、このような釣りに5.5SKがどれほど力を発揮するか、確かめに行ったのです。
今回の同船者は、上州屋滋賀栗東店の大江さん。いつも仕事の上でお世話になっている方ですが、今回は親睦をかね、ソルティコアスティックの釣りを勉強しようということのようです。
で、結果はと言うと、これがなかなかの釣果。50オーバー3本を含み計10本ほどの釣果に恵まれました。このところ、それほど景気良く釣れていないことを考え合わせますとかなり良い結果ではないかと思われます。やはりエビモパッチのノーシンカーパターンは生きていたと同時に、5.5SKの“自発的ピコピコアクション”もバスに対して効果的だったということなのでしょう。
大江氏。エビモ+ノーシンカーを堪能中。ありがとう5.5SK! マジ君も釣る。スゴイぞ5.5SK!
というわけで、今回馬路君達がやったエビモパッチ+ノーシンカーの釣りの要点を列記しますので、ご覧ください。
・エビモが単独でかたまっているところ、通称エビモパッチを探す。多くの場合、エビモは他のウィードに比べ背が高く、水面近くまで伸びている。つまり、そこだけ水面が黒ずんで見えるので、こういった"水面の黒ずみ"を探して釣る。
↑エビモ ↑エビモパッチ
・水面の黒ずみになるべく遠距離からキャスト。あまりウィードの濃い部分にキャストするとワームやラインがウィードにかかって滑らかにフォールしないことがあるので、原則としてエッジやポケットを狙う。とは言っても5.5SKの場合その比重の高さからノーシンカーワームとしては破格の貫通力。よってある程度密集したところでも十分フォールします。
・着水後ラインをたるませ10〜20秒ほど放置。この間にワームは自発的にピコピコしながら水平フォールし、ボトムあるいはウィードの上にステイする。
・このイニシャルフォール及び最初のステイ中にほとんどのバイトが出る。多くのバイトはたるんだラインが音もなく"スー"と張っていく、あるいは横走りするといった感じ。おそらくバスはウィードの中から出てきてワームを吸い込み、反転しウィードの中に戻っている、そう考えると納得のいくバイトです。
・このイニシャルフォールから最初のステイでバイトが出なければ、その後いかに誘ってもバイトの確率は低い。つまり、キャスト⇒フォール⇒着底(ステイ)でバイトがなかったら"スー"とロッドティップでゆっくりラインを張って魚が食っていないかどうか確かめた後ピックアップして次のキャストへ移るべし。こうしてキャスト数を増やし、つまりはイニシャルフォール数を増やすことが釣果を伸ばす上では大切です。
予想通り、エビモパッチの釣りにもソルティコアスティック5.5"のノーシンカーリグは極めて効果的でした。それは、このワームの比重の高さからくるウィード貫通力や唯一無二と言っても良いほどの自発的ピコピコアクションもさることながら、ウィードの中でも頭がザクザクしないハリもちの良さや、優れたキャスタビリティーも寄与しているのではと考えています。
ソルティコアスティック5.5"はまさしくケイテックの釣り人感覚とそれを具現化する製造技術がうまくシンクロした製品だと自負しています。ぜひ皆さんもご自身のフィールドでお試しください。