マジガニの話題をさらに深めてまいります。その2
マジガニ3.6"の特徴を具体的かつ詳細な情報でご紹介する「深めてまいります。」シリーズの2回目。
1回目はちと小出しにし過ぎた感がある中、皆様方におかれましても楽しみにしておられる
ことと拝察いたします。では2回目を始めさせていただきます。
林 ;「偉大なるマジガニデザイナーであるところのマジ君や、今週はもそっと気前良くやって
みたらどうかと思うのだが、どうだろうか。」
マジ;「“林圭一コラムネタ涸れ防止条例”が解除されるのであれば、ボクはやれますよ。」
林 ;「おう、上等だ。思いのたけを語ってみろや。やり過ぎない程度の小出しで。」
マジ;「それでは気前良く小出しにします。」
林 ;「そうね。それなりにね。」
マジ;「マジガニのいちばん大事なところは…、」
林 ;「そりゃワシに言わしちくり。」
マジ;「ウデがバタバタ激しくはためくところです。」
林 ;「あ一っ、言っちゃった。」
マジ;「でもバタバタはためくクローって他にもありますよね?」
林 ;「うおっ、勝手に話進めよる。」
マジ;「なのになぜ、今マジガニが必要なのでしょう。」
林 ;「そりゃワシに言わしちくり。」
マジ;「それは、ウデバタのレスポンスが根本的に違うからです。」
林 ;「あ一っ、また言われちゃった。」
マジ;「どう違うか聞かないんスか?」
林 ;「どうせ水噛みとか言うんだろ…。」
マジ;「はい、ご明察。違うんです、水噛みが、他のとは。」
林 ;「自信、みなぎってますな。」
マジ;「ムフーッ。」
林 ;「で、水噛みが違うと何かイイことあるですか?」
マジ;「あるです。」
林 ;「簡潔に分かりやすく説明せよ。」
マジ;「?アクション起動が早い。つまり着水後直ちにアクションを起こす、そのレスポンスの
良さでは群を抜いていると思います、というかこれは事実です。」
林 ;「自信、みなぎってますな。」
マジ;「ムフフーッ。」
林 ;「他には?」
マジ;「?スローでも良く動く。つまり軽いシンカーでのフォールでもしぶとくウデバタして
しまうという点においても、これは抜いてますよ、群を、事実として。」
林 ;「マジ、自信炸裂中。」
マジ;「ムフフフーッ。」
林 ;「ということは…、」
マジ;「水深30cmのフォールでもウデバタバタバタバタするし、」
林 ;「1秒に満たないフォールの中でもウデバタバタバタバタしちゃう。」
マジ;「3/32oz(2.6g)あればウデバタバタバタバタするし、」
林 ;「ズリー、プンッとかハングオフさせればウデバタバタッとかやっちゃう。」
マジ;「だから水を効率良く揺らして、」
林 ;「バスまっしぐら!!」
マジ;「ムフフフフーツ、釣れたも同然!!」
林 ;「ところでマジさん…、」
マジ;「???。」
林 ;「なぜそんなに違うんですか?水噛みが。」
マジ;「それはボクのデザインがイイからです。」
林 ;「それはウデのエッジがシャープに立っているということかな?」
マジ;「いやですね一、林サン、すっかりお見通しなんだから。」
林 ;「まあ、一応ね…。」