マジガニの話題をさらに深めてまいります。その3
マジガニ3.6"の特徴を具体的かつ詳細な情報でご紹介する「深めてまいります。」シリーズ。
先週お届けした2回目はいかがでしたでしょうか。それでは今週もこの流れに乗り3回目を
始めさせていただきます。今回のテーマは、マジガニ3.6"の材料についてです。
マジ;「わかりました。」
林 ;「で、本日のお題は材料ということでお願いします。」
マジ;「わかりました。」
林 ;「マジガニ3.6"は私も使わせていただきましたが、ずいぶん硬いように感じたのですが…。」
マジ;「はい、硬い配合の材料を使っていますから。」
林 ;「それでも機敏によくアクションしますね。」
マジ;「はい、それはいわゆるひとつのデザインの勝利ということで。」
林 ;「硬い材料でもよくアクションするデザインを追い求めたと…。」
マジ;「はい、追求したです、そこんとこ、妥協なく。」
林 ;「たいしたもんですね。」
マジ;「はい、自分でもそう思います。」
林 ;「………。」
マジ;「で、なぜボクが硬い材料にこだわったかというと…。」
林 ;「あ、そこんとこ大事なポイントなんで、しっかりとお願いします。」
マジ;「はい、しっかり言わせていただきますと、ワーム自体の丈夫さにこだわったからです。」
林 ;「それは、カバーの中に入れ、ガシガシやってもズレないといった類いの丈夫さ…。」
マジ;「そうです、そこんとこ大事なポイントですね。」
林 ;「です。」
マジ;「カバー撃ってると、アシに挟まったりウィードにスタックしたりしますよね。」
林 ;「します。」
マジ;「そこでリグに負荷がかかってワームがズレたことってありません?」
林 ;「あります。」
マジ;「そうすると“チェッ”とか言って、ワームを刺しなおしたりしますよね?」
林 ;「します、つ一か新しいワームに取り換えるかな、私の場合。」
マジ;「贅沢ですね一。」
林 ;「だってまたすぐズレちゃうんだもの、一度ホゲったワームって。」
マジ;「そうですけどね一。」
林 ;「い一じゃね一かそのくらい、これでもワームメーカーの社長なんだから。」
マジ;「でもそれだって面倒ですよね。」
林 ;「です。」
マジ;「何より釣りのリズムに水を差されるというか…。」
林 ;「ワーム取り換えた直後に、またホゲらしたりすると“さのばびっち!!”とか
言ったりします。」
マジ;「良くないことです。」
林 ;「ムカつく。」
マジ;「でもワームが丈夫であれば、ムカつかず釣り続けることができますよね。」
林 ;「それってシャローのカバー撃ちで釣果を伸ばすにあたってのキモかも…。」
マジ;「そう、キープキャスティングからすべては始まるのです。」
林 ;「勉強になるな一。」
マジ;「釣りも仕事も人生も、そうした"流れ"が大切なのです。」
林 ;「語るな一。」
マジ;「というわけで、マジガニがとても丈夫でキープキャスティングできることをお解り
いただけましたでしょうか。」
林 ;「ガッテンガッテンガッテン!!」
マジ;「では今週の要点を整理してみましょう。」
林 ;「良い流れですね。大切なことです。」
マジ;「マジガニには、そのガタイに似合わない程の硬い材料を使っています。」
林 ;「それは丈夫で長持ち、ストレスフリーなシャロー撃ちのためですね。」
マジ;「でも硬いからといって、アクションを犠牲にはしていません。以上。」
林 ;「なんか、要約すると簡単ですね。」
マジ;「小出しです。小出しにしてますから。」