クレイジフラッパー、米国向けカラーを作った。
クレイジフラッパーは、米国でも今年の2月より発売となっております。米国でケイテック製品の
販売を担うのはご存知マイクさん。彼は当初クレイジフラッパーの発注に関しては慎重で
比較的無難な量しか注文されませんでした。ところが、その荷が到着し、いざ発売してみると
これが好評で、あっという間に売り切れてしまったようです。
気を良くしたマイクさんは、すぐさま2度目のオーダーを打ちながらこう考えたようです。
「これまでは、スイムベイトが中心だったが、ザリガニ系の製品が加わることにより、
もっと南部の方に商圏を拡大できるのではないか?」
この件に関しては、私もまったく同じ考えなのですが、とにかくそう考えたマイクさんは、
全米でもクロー系ワームが最も重要視される地域のひとつフロリダへのリサーチを敢行。
幸いにして、マイクさんが知らなかった様々な情報に触れることができたようです。
「今回のフロリダへの旅は、とても情報に富み、収穫のあるものだった。ついては、南部の
人達が好むクロー系ワームのカラーを厳選したので、クレイジフラッパーについては
これらも米国向けに生産してもらえないか。」
生粋のアメリカ人、マイクさんからみても、地域が変わると知らないことが幾つもある、
米国はそれほど大きな国であり、市場なのであります。
アメリカ北東部を拠点とするマイクさん、そして日本人であるところの私。ふたりとも
南部の市場に対して強い憧れを持っています。テキサスやフロリダに代表されるこうした
南部地域で認められて初めて一人前、という思いがあるからです。
私は言うまでもなくマイクさんからの申し出(米国向けカラー)を快諾しました。
今週は、こうしてできたクレイジフラッパー米国向け特注カラーをご覧いただきます。
こうした地道な取り組みがマイクさんの動きに少しでも弾みをつける、そんなきっかけに
なればと願っています。