琵琶湖 秋のSF(スイングインパクト ファット)祭り その④

9月下旬の琵琶湖(南湖)井筒沖。3.8"スイングファットの
1ozヘビーテキサスをウィードに向け撃ちまくる私とマジ君。
しかし釣れるのはマジ君ばかり…。
「何かがおかしい。何かが違う。」
困り果てた私は、心を無にして自分とマジ君の違いを探り、考えることにしました。
「ヤバイ!このままじゃナメられる。」とか
「上司の面目丸つぶれ。」とか、
これしきのことでうろたえるような私では、決してありませんです、ハイ。
「ジーッと観察。」
ピッチングの仕方やその距離、着水後の落とし方、着底後の誘い方、そしてどのようなウィードに
落としていくか。ひとつひとつ自分のそれと比較検討していきます。
比較検討することしばし、ひとつだけ、明らかな違いに気づくのにそう時間はかかりませんでした。
“着水から着底までのプロセス、つまりフォールのさせ方が違う。”
その違いは以下のイラストにてご覧ください。
「ヤバイ!このままじゃナメられる。」とか
「上司の面目丸つぶれ。」とか、
これしきのことでうろたえるような私では、決してありませんです、ハイ。
「ジーッと観察。」
ピッチングの仕方やその距離、着水後の落とし方、着底後の誘い方、そしてどのようなウィードに
落としていくか。ひとつひとつ自分のそれと比較検討していきます。
比較検討することしばし、ひとつだけ、明らかな違いに気づくのにそう時間はかかりませんでした。
“着水から着底までのプロセス、つまりフォールのさせ方が違う。”
その違いは以下のイラストにてご覧ください。

「落とし方だけでそんなに(釣れ方が)違うんかいな…。」
確かに違いは見つけたものの、まだ半信半疑な私。ともあれ、マジ動作を着実に実行してみることにしました。
確かに違いは見つけたものの、まだ半信半疑な私。ともあれ、マジ動作を着実に実行してみることにしました。

「シャラー!」
ロッドを上に立て、リールから糸を出す。
ロッドを上に立て、リールから糸を出す。
「シャッ!」 (ピッチング音)
↓
「ポチャ」 (着水音)
「ポチャ」 (着水音)
↓
「シャラー!」 (ロッドを上に立てながらリールからイト出すの音)
「シャラー!」 (ロッドを上に立てながらリールからイト出すの音)
↓
「スー」 (リグ落ちるの音)
「スー」 (リグ落ちるの音)
↓
「トン」 (着底音)
「トン」 (着底音)
↓
「ツンツン」 (着底後の誘い音)
「ツンツン」 (着底後の誘い音)
↓
「クリクリ…」 (リグ回収音)
「クリクリ…」 (リグ回収音)
↓
「シャッ!」 (次のピッチング音)
「シャッ!」 (次のピッチング音)
「シャッ! ポチャ シャラー! スー トン ツンツン クリクリクリ… シャッ!」
丁寧にマジ動作を繰り返すこと30〜40分(ヘビテキはそう数釣れる釣りではありません)。

バイト!
「シャッ! ポチャ シャラー! スー トン グッグー」
「バイト!!」
「ビシッ ギュイイイーン ガバガバゴボッ
ニギッ(バスの下顎握るの音)」
よ一やく私にも1匹。しかも50オーバー。

その後マリーナへの帰着予定時刻を延長して更に1匹。
林 ;「いや一、落とし方ひとつで、こんなに釣れ方が変わるとは知らんかった。」
マジ;「ですね一。」
林 ;「しかし何だ、よくあんな方法知ってたね。」
マジ;「前に林さん、言ってたじゃないですか。」
林 ;「ですね一。」
ふたりの師弟を秋の夕日が優しく包み込むのでした。
次週予告; 次回は10月24日(金曜日)アップ予定。