スイングインパクト ファット4.8”(4.8SF) 林的使用法 その3
ノーシンカー、乳首リグと進んで来ました「4.8SF林的使用法」も3回目、いよいよテキサスリグであります。
ぶっちゃけ私自身、4.8SFのテスト期間中に釣り上げた魚の75%はテキサスリグによるものではなかったかと思います。それは私のスタイルを反映しているということもさることながら、このリグの持つ高い汎用性によるところが大きいのは間違いありません。
4.8SFテキサスは他のワームによるテキサスリグと比べ、圧倒的に高い汎用性を備えている、と私には思えてなりません。水深を問わず、ストラクチャーの種類を問わず、そしてスピードや動かし方を問わない。また、縦展開でも横展開でも釣れるオールマイティーなリグ、と断言しても良いでしょう。
このようなことを踏まえ、私なりに使い方を分類してみますと、次の3つに大別されます。
[a]スイミング
[b]ピッチングによるカバー撃ち
[c]ボトムや障害物上でのズル引き
【a.スイミング】
このようなことを踏まえ、私なりに使い方を分類してみますと、次の3つに大別されます。
[a]スイミング
[b]ピッチングによるカバー撃ち
[c]ボトムや障害物上でのズル引き
【a.スイミング】
ノーシンカーや乳首リグより深い層をスイミングさせたいときは、テキサスリグが良いでしょう。
テキサスリグですとワームは頭から素早く落ち、スイム中でも浮き上がりにくいので、ボトムまで落としてから、湖底に沿うようにゆっくりとスイムさせる、というような方法に適しています。
水深やそこにある障害物の質、量を考慮に入れ1/8〜3/8ozのシンカーを使い分ける感じ。リグが障害物に触れたり、軽く引っ掛かったりしながらスイムしてくるようなウェイトの選定をすることが肝要です。
障害物に強く引っ掛かる(根がかり、あるいはそれに近い状態)のはウェイトが重すぎる場合、リグが上ずる感じで障害物にあまり触れて来ないのはウェイトが軽すぎる場合、と思えば良いでしょう。
スイミングは、スローに一定のスピードで行うのが原則ですが、障害物に引っ掛かった場合、及びそのはずし方については後述する【ズル引き】を参照してください。
【b.ピッチングによるカバー撃ち】
【b.ピッチングによるカバー撃ち】
アシやウィードエッジ、そして護岸際のシェードなどシャローカバーをタイトに撃ち、最初のフォールで食わせていく方法。こういった普通のカバー撃ちでも4.8SFは極めて効果的です。
フォール時のテールアクションが強いアピールを生むこと、テールが水を噛むことによってフォールスピードが抑えられること、そしてワーム自体が重いので、より距離のある正確なピッチングができること、などがその理由かと思います。
以下に私なりの手順を列記しておきますので参考にしてください。
1.目ぼしいカバーやそのシェードにタイトにピッチ(ないしはフリップ)。
2.ラインは極力張らずにバーチカル(垂直)フォールさせる。
3.着底したらイトフケを取り、ジワーとゆっくりロッドティップを立てながら自分の感覚がワームに
届くようにする。つまり、着底直後に魚が食っているかどうか確かめる。
4.ここまででバイトが無ければ、原則として即ピックアップ。リグを回収し次のキャストへ。
このような手順の中でほとんどのバイトは、
※フォール中にラインが“プンッ”と跳ねる。
※着底したかな?といった頃にラインが横に走りだす。
※着底後、ロッドティップを立て確かめたときに魚を感じる。
のどこかで起こるものです。着底後バイトが無い場合は、その後シェイク等で粘ってもバイトの起こる見込みは低いので(つまり、そのスポットには魚がいないと思われるので)早々に見切ってしまい、その分キャスト数を増やすという考え方の方が合理的です。
【c.ボトムや障害物上でのズル引き】
ズル引きは、リグをボトムや障害物上でゆっくり這わせて使う方法です。とは言っても、ただ這わせていれば魚が釣れるというものではありません。ズル引くうちにボトムの起伏や障害物(ウィード、岩等)にリグを引っかけ、それを上手にはずす“ハングオフ”と呼ばれるテクニックをいかにうまく織り混ぜていくかがポイントです。
ズル引き及びハングオフに関しては、イラストにした方が分かりやすいと思います。よって下記イラストをご覧ください。イラスト書くのも大変ですが、これを文章化するのも大変、そしてそれを読まされる方はもっと大変だと思いますので。
フォール時のテールアクションが強いアピールを生むこと、テールが水を噛むことによってフォールスピードが抑えられること、そしてワーム自体が重いので、より距離のある正確なピッチングができること、などがその理由かと思います。
以下に私なりの手順を列記しておきますので参考にしてください。
1.目ぼしいカバーやそのシェードにタイトにピッチ(ないしはフリップ)。
2.ラインは極力張らずにバーチカル(垂直)フォールさせる。
3.着底したらイトフケを取り、ジワーとゆっくりロッドティップを立てながら自分の感覚がワームに
届くようにする。つまり、着底直後に魚が食っているかどうか確かめる。
4.ここまででバイトが無ければ、原則として即ピックアップ。リグを回収し次のキャストへ。
このような手順の中でほとんどのバイトは、
※フォール中にラインが“プンッ”と跳ねる。
※着底したかな?といった頃にラインが横に走りだす。
※着底後、ロッドティップを立て確かめたときに魚を感じる。
のどこかで起こるものです。着底後バイトが無い場合は、その後シェイク等で粘ってもバイトの起こる見込みは低いので(つまり、そのスポットには魚がいないと思われるので)早々に見切ってしまい、その分キャスト数を増やすという考え方の方が合理的です。
【c.ボトムや障害物上でのズル引き】
ズル引きは、リグをボトムや障害物上でゆっくり這わせて使う方法です。とは言っても、ただ這わせていれば魚が釣れるというものではありません。ズル引くうちにボトムの起伏や障害物(ウィード、岩等)にリグを引っかけ、それを上手にはずす“ハングオフ”と呼ばれるテクニックをいかにうまく織り混ぜていくかがポイントです。
ズル引き及びハングオフに関しては、イラストにした方が分かりやすいと思います。よって下記イラストをご覧ください。イラスト書くのも大変ですが、これを文章化するのも大変、そしてそれを読まされる方はもっと大変だと思いますので。
この方法はテールアクションのON/OFF,つまりテールが動く、止まるを巧みに利用してバスにスイッチを入れさせるもので、その効果は絶大。1/8〜3/8ozシンカーをボトムの感じと相談しながら使い分け、お試しください。
以上3つの方法は、それぞれ単独の方法というよりも、その時々に合わせミックスして使うのがオトナというものです。
たとえば、スイミング中に何かに引っかかったらズル引きやハングオフを動員する、またピッチングでアシ際に入れたワームをスピナーベイトのように横引きするなど様々です。4.8SFにはこのように広い範囲をカバーする性能を秘めています。
ゆめゆめ研究を怠らぬように、そしてフックはまっすぐ刺してお試しください。
次回は7月25日アップ予定!!