フラッパーグラブ4"
“投げて巻く”ソフトムービングベイト
それまで、 障害物周りやボトムでのスローな誘いに限定されていたワームフィッシングに、表・中層で巻いて喰わせるという革命的ストラテジーの扉を開いたカーリーテールグラブ。バスアングラーが増加の一途をたどった90年代中盤、投げて巻くだけのシンプルな操作で魚を手にすることのできるこのルアーは、バス釣りそのものの門戸を広げる重要な役割を担っていました。
『フラッパーグラブ』はまさにこの“投げて巻く”というシンプルな使用法に重きを置いて開発。したがって適するリグはさまざまあれど、私たちがもっともおすすめしたいのはずばり、ノーシンカーリグでのグラビンバズです。水面を使い、食性だけでなくリアクション的要素でもバスを反応させる釣法はむしろいまの時勢に即しており、一連の動作をよどみなく続けるための理想を形にしています。
釣法が細分化され、高度な技術を要する場面も少なくない昨今にあって、シンプルに、投げて巻いて、巻いて投げて、ルアー釣りの醍醐味を味わうためのツール、それが『フラッパーグラブ』なのです。